WeBoxの使い方をご紹介!WEBサイトを丸ごと保存しよう

WeBoxの使い方をご紹介!WEBサイトを丸ごと保存しよう

Webサイトをオフラインでダウンロードしてインターネットがない環境でも閲覧できるWeBoxを知っていますか?WeBoxはWindowsで使えるフリーソフトであり、とても便利です。今回はこのWeBoxの導入方法や使い方を解説します。


目次[非表示]

  1. WeBoxとは?
  2. WeBoxで出来ること
  3. WeBoxの使い方
  4. WeBoxのトラブルシューティング

WeBoxとは?

WeBoxとは、ブラウザで開けるWebサイトを丸ごと保存してインターネット繋がっていない状態でもページを閲覧できるフリーソフトです。

かなり古くからあるソフトウェアでもあるのですが、定期的に更新されていてWindows10にも対応しています。

インストール不要でダウンロードしたら即使えるものとなっていますので、USBメモリーやSDカードに入れて持ち歩くことも可能です。

WeBoxでダウンロードしたWebサイトデータとWeBoxをSDカードなどに入れておけば、オフライン状態どころかいろんなパソコンで閲覧できるでしょう。

WeBoxで出来ること

WeBoxはWebサイトをダウンロードできるというとても便利な機能を持ちながら、使い方はとてもシンプルです。まずはWeBoxで何ができるのか紹介します。

オフラインでWEBサイトを閲覧

WeBox一番の魅力は、インターネットに繋がっていない状態でもWebサイトを閲覧できるということです。

通常、Google ChromeやSafariなどでウェブサイトを閲覧しようと思うとインターネットに繋いでおく必要がありますが、一度WeBoxで見たいサイトをダウンロードしてしまえばその必要はありません。

山の中で圏外であっても、パソコンの電源さえ入ればWebサイトを閲覧できます。よく見ているサイトに役立つ情報が書かれているけど、肝心なときに閲覧できない(キャンプ中で圏外など)ときでも安心です。

WEBサイト上のリソース一括ダウンロード

WeBoxはWebサイトを閲覧するためのデータを丸ごとダウンロードします。つまり、サイト上にある画像ファイルも全てまるごと保存するということであり、サイト上のリソースをまとめてダウンロードできるメリットもあります。

画像を一枚一枚ダウンロードするのが面倒という場合は、オフラインでサイトを閲覧する目的でなくても、画像一括ダウンロードできてしまうWeBoxが役立つでしょう。

WeBoxの使い方

続いてはWeBoxの使い方を解説します。WeBoxをダウンロードするところから実際にWebサイトをダウンロードして閲覧するところまで順番に見ていきましょう。

WeBoxのダウンロード・起動

まずはWeBoxを入手します。

以下のWeBox公式サイトにアクセスしましょう。

WeBox - 公式サイト

次にダウンロードするわけですが、ダウンロードリンクが少しわかりにくいので注意が必要です。

「Help | BBS | Download...」と描かれているメニューの[Download]をクリック
「Help | BBS | Download...」と描かれているメニューの[Download]が正規のダウンロードリンクであり、ほかは広告ですので注意してください。
LZH版、EXE版のどちらかをダウンロード
LZH版、EXE版のどちらかをダウンロードします。どちらも同じWeBoxですが、LZH形式についてよく知らない方はEXE版を選びましょう。

この記事ではEXE版をダウンロードした前提で解説を進めます。ダウンロードしたWeBoxを実行しましょう。

ダウンロード中の画面
実行するとこのような画面が表示されます(環境によっては文字化けしますが問題ありません)。

この画面が表示されたら、[展開]を押してWeBox本体を解凍します。

webox0.99Mをクリックして開き、「WeBoX.exe」を起動
解凍が完了するとwebox0.99Mというフォルダができるので、それをクリックして開き、「WeBoX.exe」を起動します。
基本的には[Windows風]を選択する
初めて起動するとWeBoxのショートカットキーの割り当てタイプの選択画面が表示されますが、基本的には[Windows風]で大丈夫です。
レジストリの登録の有無を選択する
次にレジストリの登録の有無を聞かれますが、IEブラウザにのみ影響するものであまり意味がないものですので、どちらを選択してもいません。
WeBoxの導入
これで、WeBoxの導入が完了しました。

詳しい使い方はこれから解説します。

Webサイトをダウンロードする

早速Webサイトのダウンロード方法を見ていきましょう。

上部メニューの[ファイル]をクリックし、[新規]->[URL]をクリック
まずは上部メニューの[ファイル]をクリックし、[新規]->[URL]をクリックします。
ダウンロードするサイトのタイトルとURLを指定する
URL登録画面が表示されるので、ダウンロードするサイトのタイトルとURLを指定します。

タイトルは、実際のサイトタイトルやページタイトルではなく自分がわかりやすいもので構いません。

リストにwebページが追加
すると、画面中央のリストに追加されます。この時点ではまだページはダウンロードされていません。

ダウンロードするにはまず、画面中央を追加されたリスト内のURLをダブルクリックします。

Webビューワーにページが表示される
しばらく待つとリストの下のWebビューワーにページが表示されるはずです。
取り込みボタンをクリック
この状態で取り込みボタンをクリックします。
ダウンロードマネージャーが起動され、Webサイトデータがダウンロードされる
するとダウンロードマネージャーが起動され、Webサイトデータがダウンロードされます。
リストの「DL日時」
ダウンロード完了後は、リストの「DL日時」が更新され、オフライン中でも閲覧できるようになります。

ダウンロード済みWebページを最新にする

ダウンロードしたページは更新されないので、次第に古くなっていきます。

[ローカルファイルの更新]を選択して最新の Webページを取得
定期的に更新して最新の Webページを閲覧できるようにしたい場合は、リストにあるWebページを右クリックし、[ローカルファイルの更新]を選択します。

これで、最新のWebページに更新し直すことが可能です。

WeBoxのトラブルシューティング

WeBoxはたまにエラーメッセージが表示されてダウンロードがうまくいかないことがあります。

ありがちなエラーを二つまとめましたので、いざという時の参考にしてください。

「フィルタ設定を確認してください」と表示される

Webページを取り込んでダウンロードしようとしたら「フィルタ設定を確認してください」と表示されることがあります。

この場合は、URL先頭が「https」だった場合は「http」に、URL先頭が「http」だった場合は「https」に変更してダウンロードし直してみてください。

WeBoxは「http・https」を区別するため、フィルタ設定エラーが発生する場合はこれで解決します。

「ルートには登録できません」

「ルートディレクトリは作成できません。」の画面
WeBoxでWebサイトをダウンロードする際は何かしらフォルダを選択しておく必要があります。

WeBoxはルートに登録できない仕様ですので注意する必要あります。

未整理フォルダ
デフォルトでは「未整理フォルダ」が初めから作成されているので、そちらを選択した状態でWebサイトのダウンロードを行いましょう。

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