「Rainmeter」でデスクトップをカスタマイズする方法を紹介!【スキン/天気/時計】

「Rainmeter」でデスクトップをカスタマイズする方法を紹介!【スキン/天気/時計】

Windows7のデスクトップガジェットをWindows10でも使いたいというユーザーの方は、ガジェットアプリ「Rainmeter」を導入してみませんか?この記事では、「Rainmeter」でデスクトップをカスタマイズする方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Rainmeterとは?
  2. Rainmeterのインストール方法
  3. Rainmeterの使い方

Rainmeterとは?

Windows7ではデスクトップをガジェットでカスタマイズできましたが、Windows10では安全性の問題から削除されてしまいました。あの便利なガジェットを利用することのできるアプリケーションが「Rainmeter」です。

Windows7が現役の時代にもRainmeter2が活躍しており、現在の最新バージョンは4となっております。

この記事では、Rainmeterの使い方をご紹介していきます。

Rainmeterのインストール方法

それでは、Rainmeterのインストール方法を説明します。まずは下記リンク先の公式サイトにアクセスして、「Downloads」一覧の「Download Final」ボタンをクリックしてインストーラーをダウンロードしましょう。「Download Beta」はベータ版なので動作が安定していない可能性があるため、安定版のFinalを使用します。
Rainmeter, desktop customization tool
インストーラーを起動すると、インストール時に使用する言語の選択ウィンドウが表示されます。「Japanese - 日本語」になっていることを確認したら「OK」をクリックしましょう。
セットアップウィザードが起動します。インストールタイプの選択は「標準インストール」を選択しましょう。「ポータブル版のインストール」では、不足しているプログラムやライブラリを自分で用意しないとRainmeterを起動することができないので注意が必要です。
「インストール先の設定」ではインストール先フォルダを設定します。「追加の設定」の「64ビット版をインストール」は32ビットパソコンを使用していなければそのまま、「Windowsの起動時にRainmeterを起動する」は必要に応じて設定します。あとは「インストール」をクリックしてRainmeterのインストールを行いましょう。
Rainmeterのインストールが完了したら「Rainmeterを実行」のチェックボックスをオンにして「完了」をクリックしましょう。セットアップウィザードが終了したあとに、Rainmeterが起動します。

Rainmeterの使い方

基本的な使い方

Rainmeterを起動すると、デスクトップ画面中央に「WELCOME TO RAINMETER!」ウィンドウが表示されます。「Finding Skins」でスキンの検索・「Rainmeter Manual」でオンラインマニュアルを開くことができます(ただし英語表記)。このウィンドウは、右クリックしてメニューの「スキンを閉じる」から終了させることができます。
Rainmeterの起動と同時に、デスクトップ画面の右側に「時計と日付」・「CPU使用率・メモリ使用率・メモリスワップ」・「ストレージの使用状況」が表示されます。こちらは自由にデスクトップ画面に配置することができますよ。不要な項目は右クリックメニューの「スキンを閉じる」から非表示にすることができます。
上記の3項目以外にも、右クリックメニューの「illustro」から項目を追加することができます。illustroにマウスカーソルを乗せるとサブメニューが表示されるので、使用したい項目をクリックして有効にしましょう。
illustroの残りの項目である「Google検索」・「ごみ箱の使用状況」・「ネットワーク使用状況」です。それぞれの項目を必要に応じて、デスクトップ画面の好きな場所に設置しましょう。

設定

右クリックメニューの「設定」からは、Rainmeterの各種設定を行うことができます。各項目について説明します。

  • 位置:Rainmeterの表示位置を「最前面・前面へ・通常・背面へ・デスクトップに固定・右端を基準にする・下端を基準にする・X軸のパーセントで指定・Y軸のパーセントで指定」から選択できます。また、「表示するモニター」でRainmeterを使用するモニターを選択することができます。
  • 透過率:ウィンドウの透過率を0%から100%まで、10%刻みで設定することができます。またフェードイン・フェードアウトを設定することも可能です。
  • マウスオーバーで非表示:マウスカーソルをウィンドウに乗せるとウィンドウが非表示になります。
  • ドラッグを許可:ドラッグでウィンドウを移動できます。
  • 位置を記憶:ウィンドウが置かれていた位置を記憶して、Rainmeterの起動時に同じ位置にウィンドウを表示します。
  • 端に合わせる:ウィンドウを画面端に合わせます。
  • クリックをスルー:ウィンドウをクリックしても反応しなくなります。クリックをスルーを解除するには、Shiftキーを押しながら右クリックでメニューを開きましょう。
  • すべてを画面上に表示:すべてのスキンをデスクトップ画面上から飛び出さないようにします。
  • お気に入り:使用中のスキンがお気に入りスキンに登録されます。

テーマを適用する

Rainmeterでは、デフォルトのテーマである「illustro」以外にもテーマをダウンロードして様々なデザインや項目のガジェットを利用することができますよ。

「.rmskin」形式のファイルの場合、起動することでインストール画面が表示されるので「Install」をクリックすれば自動的にテーマがインストールされます。テーマのインストールが完了すると自動的にRainmeterが再起動され、テーマが適用されます。

zipファイルの場合は、解凍して作成されたフォルダを「C:\Users\<ユーザー名>\Documents\Rainmeter\Skins」フォルダに配置してからRainmeterを再起動すると設定することができるようになります。

追加したテーマは、タスクトレイにあるRainmeterのアイコンを右クリックして「テーマ」から適用することができますよ。

Win10 Widgets

名前の通り、Windows10をイメージしたウィジェットになります。バッテリー・ストレージ・CPU使用率・ディスク使用率・メモリ使用率・ネットワーク状況・時計・ボリューム・Wi-Fi・パフォーマンス・天気予報・Spotifyプレイヤーなどを表示させることができます。
Win10 Widgets - Widgets for Windows 10

Gnometer

様々なガジェットが用意されており便利なのが「Gnometer」です。スキン設置バー・バッテリー・時計とカレンダー・ストレージ使用率・Facebookフィード・RSSフィード・Gmailの受信トレイ・Twitterのタイムライン・アプリ&フォルダランチャー・メディアプレイヤーなど、便利なものが揃っています。

Releases · Nightblade/Gnometer · GitHub

Enigma

スタイリッシュでかっこいいテーマなら「Enigma」をおすすめします。カレンダー・アナログ時計・フォトギャラリー・メディアプレイヤー・メモ帳・プロセスメーター・システムパネルなどの必要なものは一通り揃っているほか、サイドバーやタスクバーの設定も可能です。
GitHub - kaelri/enigma: A featured "suite" for the Windows system monitoring application, Rainmeter.

ABP

こちらもすっきりとしたデザインが特徴のスキン「ABP」です。時計はパネル風で見やすく・Enigmaと似たような機能を備えています。
Rainmeter - ABP 1.2 (FREE DOWNLOAD) | WinCustomize.com

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