darktableとは?
darktableとは、ライトテーブルとダークルームの機能を活用して写真・画像編集・管理を行える無料の写真ワークフローソフトです。
編集機能が用意されており、色補正・トーンカーブ・露光・ホワイトバランス・レンズ補正・トリミング・回転などなど、様々な加工をdarktableで行えます。また、Exif情報などのメタデータの閲覧・編集も可能です。
無料ソフトでありながらRAW現像機能も用意されており、現像したコレクションをプリセット機能を使って簡単に管理できるようになります。RAW現像機能が必要な人にとっては機能も数多く用意されているため、おすすめできるフリーソフトのひとつです。
マルチプラットフォーム対応でありWindows/Mac/Ubuntu・Debian・Solarisなどの各種Linuxで使用することが出来るほか、公式マニュアルも用意されています。
darktableの導入方法
さっそくdarktableを導入していきましょう。darktableはこちらからダウンロードできます。
ダウンロードが完了したら起動しましょう。
ちなみにdarktableはバージョン3.1以降日本語非対応となっています。バージョン3.0.2以下であれば日本語に対応していますが、現在は最新バージョン以外のインストーラを入手できなくなっているため、日本語で利用することはできません。
日本語化パッチもありませんので注意してください。
darktableの使い方
ここからはdarktableの使い方を順番に見ていきましょう。
画像を開く
[image...]は画像ファイル単位、[folder...]は開いたフォルダの画像全て、[scan for devices]は画像ファイルがある外部デバイスから読み込みます。
ライトテーブル
ライトテーブルでは画像のExifメタデータの確認・編集等の操作を行えます。出来る操作は下記の通り。
- ゴミ箱に移動(画像ファイルの削除
- 移動
- コピー
- HDR作成
- 複製
- 回転
- グループ化・解除
- メタデータの確認・編集
例えばメタデータの確認・編集なら[metadata editor]から行えます。
ダークルーム
ダークルームでは、トーン・露光など様々な加工を画像に施せます。
加工機能が豊富に用意されているので初めは大変ですが、ひとつずつ試してみると良いでしょう。