CCEnhancerとは?
CCEnhancerとは、定番Windows10向けPCクリーナーソフトであるCCleanerの機能を増やしてくれる拡張ソフトです。
CCEnhancerを導入することによって、CCleaner単体ではクリーンアップできなかったソフトウェアの履歴やキャッシュの削除などができるようになります。
例えばGoogle Chromeの場合、CCleanerの機能だけだと一時ファイルやキャッシュ・クッキーなど基本的な項目しか削除できません。
ですが、CCEnhancerの導入によって、ブログストレージのクリーンアップ・ブックマークしているサイトのアイコンのキャッシュのクリーンアップ・ブラウザのログのクリーンアップなど、より詳細なクリーンアップができるようになります。
このように、CCleanerだけでは削除できないファイルも削除できるようになるため、不要ファイル掃除機としてさらに強力になるでしょう。
CCEnhancerのインストール方法
早速CCEnhancerのインストール方法を解説していきますが、CCEnhancerはCCleanerの拡張ソフトウェアです。
CCEnhancerを使用するにはCCleanerが必須なのでインストールしていない方は事前にインストールしておいてください。
CCEnhancerはこちらからダウンロードできます。
インストール型のCCleanerを使用している方は「CCEnhancer(Installer)」、インストールせずに使えるポータブル型のCCleanerを使用している方は、「CCEnhancer Portable」を選びましょう。
今回はインストール型のCCleanerをインストールしている前提で、CCEnhancer(Installer)を使ったインストール方法を解説します。
必要な方はチェックを入れておきましょう。
CCEnhancerの設定・使い方
CCEnhancerの設定方法や使い方を見ていきましょう。
初回起動時
定義ファイルの更新を行うとCCleanerに、CCEnhancerの機能が大量に追加されます。
ポータブル版を使用している場合
ポータブル版CCleanerを使っている場合、定義ファイルの更新を行う前にポータブル版CCleanerがある場所を指定しておく必要があります。
指定した後にCCEnhancerで定義ファイルの更新を行うと、ポータブル版CCleanerにCCEnhancer独自機能が追加されています。
CCEnhancerの機能を使う
この状態でクリーンアップを開始すると、CCEnhancerによって追加された機能も含めてクリーンアップが行われます。
CCleanerの機能だけでは削除できないChromeのブロブストレージや、サポートが終了したフラッシュプレイヤーのキャッシュなどを削除できます。
おすすめ設定は、使用しているブラウザの「Crash Repots」「Flash Player Cache」「Logs」などです。開発者は必要とする項目ですが、そうではない通常のユーザーであればこれらの情報は必要とすることがまずありません。
Microsoft Edgeなど、使ってないけどインストールされているソフトウェアのクリーンアップ設定は全て有効化しても大丈夫でしょう。
クリーンアップすると言っても一時的なバックアップファイルやキャッシュファイルなどですので、たまにしか使わないソフトウェアのクリーンアップも行って構いません。
設定時の注意点
CCEnhancerによって追加された項目は日本語ではありませんが、基本的に上級者向けオプションなのでやみくもにチェックを入れればいいわけでもありません。
Download Historyにチェックを入れてしまうと、ブラウザからダウンロード履歴を辿れなくなってしまいます。
このように、設定項目によっては消えてほしくないデータがクリーンアップされてしまうので、何も考えずチェックを入れることはやめましょう。
CCEnhancerの独自機能を削除する方法
CCEnhancerでCCleanerに追加した機能を削除したい場合は、CCEnhancerから削除できます。
CCleaner起動中の場合は、再起動すると削除されていることを確認できます。