Excelで数値を千円単位・百万円単位に変換したい
Microsoft Excelで、金額を取り扱っている場合に数値を千円単位・百万円単位で表示したいと思ったことはありませんか？実際の数値で取り扱いを行っていると、桁数が大きくなってしまい実際の金額がひと目で分かりづらい状況になってしまうことも少なくありませんよね。そこで、数値を千円単位や百万円単位で表示させることで桁数を省略して表示させることができるようになりますよ。桁数を省略するだけで、取り扱いが非常にスムーズになります。この記事では、Excelで数値を千円単位・百万円単位に変換する方法をご紹介していきます。
Excelで数値を千円単位・百万円単位に変換する方法
Excelで数値を千円単位に変換する方法
それでは、Excelで数値を千円単位に変換する方法を説明します。まずは千円単位に変換したい数値を範囲選択して、右クリックしましょう。
右クリックメニューの「セルの書式設定」をクリックしましょう。
「セルの書式設定」ウィンドウが表示されるので、「表示形式」タブで左側メニューの「ユーザー定義」をクリックして開き、「種類」の入力欄に「#,##0,」と入力して「OK」をクリックしましょう。
これで、入力した数値を千円単位に変換することができました。あくまで見た目が千円単位になっているだけで実際の数値はそのまま変わらないので、切り上げや切り捨てといった四捨五入を行う必要がないのが嬉しいですね。この方法で千円単位に揃えた場合、他のユーザーが分からなくなってしまうことがないようにヘッダーや近くのセルに千円単位であることを記載しておきましょう。
他にも、セルの書式設定ウィンドウを開いて「表示形式」タブの左側メニューから「ユーザー定義」を選択して、「種類」の入力欄に「#,##0,"千円"」と入力することで、金額の後ろに「千円」と表示させることも可能です。入力が完了したら「OK」をクリックしましょう。
このように、数値の後ろに「千円」と表示されていることが確認できます。Excelで数値を百万円単位に変換する方法
Excelで数値を百万円単位に変換する方法ですが、こちらも基本的には千円単位で表示させるケースと同様に「セルの書式設定」から表示形式を設定します。
百万円単位に変換したい数値を範囲選択して、右クリックします。右クリックメニューの中から「セルの書式設定」をクリックしましょう。
「セルの書式設定」ウィンドウが表示されるので、「表示形式」タブで左側メニューの「ユーザー定義」をクリックして開き、「種類」の入力欄に「#,##0,,」と入力して「OK」をクリックしましょう。
これで、セル内の数値が百万円単位で表示されるようになりますよ。こちらもヘッダーや近くのセルに百万円単位で表示していることを記載することをおすすめします。または、セルの書式設定から語尾に「#,##0,,"百万円"」と入力して表示させるのも便利です。Excelで数値を万円単位に変換する方法
Excelで数値を万円単位にする場合のみ、セルの書式設定からの対応ができないため操作方法が異なります。万円単位にしたい数値を10000で割ることで、万円単位へと変換することができます。
画像ではB2セルの数値をD2セルで「=B2/10000」と入力することによって万円単位で表示させることができています。ただし、この方法を使用した場合小数点以下の値は四捨五入による切り上げ・切り捨てが行われるという点には注意しましょう。もし切り捨てで統一したいのであれば、INT関数を用いて「=INT(B2/10000)」のようにすることをおすすめします。
