Excelで行の高さを自動調整する方法を紹介!

Excelで行の高さを自動調整する方法を紹介!

Microsoft Excelでは、行の高さを自動調整する機能が搭載されています。これにより、セル内でテキストの改行を行うなどの操作をしてもセルの高さが自動的に調整されますよ。この記事では、Excelで行の高さを自動調整する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelで行の高さを自動調整したい
  2. Excelで行の高さを自動調整する方法

Excelで行の高さを自動調整したい

自動調整された行の高さ
Microsoft Excelで、行の高さを自動調整したいと思ったことはありませんか?Excelでセル内でテキストの改行を行うなどの操作をすると、テキストのサイズに合わせて行の高さが勝手に変わるといった挙動をしますが、これが自動調整です。

ただし間違って行の高さを手動で調整してしまったりすると、行の自動調整が行われなくなってしまいます。ですのでこの記事では、Excelで行の高さを自動調整する方法をご紹介していきます。

Excelで行の高さを自動調整する方法

セル内にテキストを入力→「Altキー+Entしてerキー」の同時押しして改行を行う
それでは、Excelで行の高さを自動調整する方法を説明します。まずはセル内にテキストを入力して、「Altキー+Enterキー」の同時押しで改行を行いましょう。
行の高さが自動調整された
改行後にテキストの入力を確定させることで行の高さが自動調整されますよ。
「書式」ボタンをクリック→「行の高さの自動調整」をクリック
自動調整が行われない場合は、「ホーム」タブのリボンメニューの「セル」項目にある「書式」ボタンをクリックして、「セルのサイズ」メニューから「行の高さの自動調整」をクリックしましょう。
Ctrlキーを押しながら行番号をクリックして複数選択
複数の行の高さを固定して一括で自動調整する場合は、Ctrlキーを押しながら行番号をクリックして複数選択を行ってから、行番号の間にマウスカーソルを持っていきドラッグして高さを変更しましょう。これで、複数の行の高さを一括で自動調整することができますよ。
シートの左上に表示されている三角のアイコンをクリック
すべてのセルの行の高さを固定して自動調整したい場合は「Ctrlキー+Aキー」を同時押しするか、シートの左上に表示されている三角のアイコンをクリックすることでシート全体が選択状態になります。
「行の高さ」をクリック
この状態で行番号を右クリックしてメニューを開き、「行の高さ」をクリックしましょう。
「行の高さ」欄へ高さの数値を指定し「OK」をクリック
「セルの高さ」ウィンドウが表示されるので、「行の高さ」入力欄で高さの数値を指定して「OK」をクリックしましょう。これで、すべてのセルの高さを自動調整することができますよ。
「ファイル」タブをクリック
ちなみに、「行の高さ」で指定した数値は「ポイント」という単位になっています。他の単位で数値を入力したい場合は、設定を変更する必要があります。ウィンドウ左上の「ファイル」タブをクリックしましょう。
「オプション」をクリック
ファイルの画面が表示されるので、左側メニューの一番下にある「オプション」をクリックしましょう。
「詳細設定」をクリック→「ルーラーの単位」プルダウンメニューから「インチ」・「センチメートル」・「ミリメートル」に変更し「OK」をクリック
「Excelのオプション」ウィンドウが表示されるので、左側メニューの「詳細設定」をクリックします。詳細設定の「表示」項目の「ルーラーの単位」プルダウンメニューが「既定の単位」になっていますが、クリックして「インチ」・「センチメートル」・「ミリメートル」に変更可能です。変更したら、ウィンドウ右下の「OK」をクリックして設定を完了しましょう。

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