Spotifyコードでシェアが面白くなる?

Spotifyコードでシェアが面白くなる?

Spotifyは、2017年5月8日のアップデートにて新たなシェアの手段として、「Spotifyコード」を追加致しました。曲・アルバム・アーティストのそれぞれに「Spotifyコード」が付いたことで、新たなシェア方法が誕生しましたので、ご紹介させて頂きます。


目次[非表示]

  1. Spotifyコードに込められた思惑とは?
  2. Spotifyコードは今までのシェアとどう違うの?
  3. Spotifyコードの使い方とシェア方法
  4. Spotifyコードの使い道について考えてみた!
  5. まとめ

Spotifyコードに込められた思惑とは?

まず注目したいのが、なぜこのタイミングでSpotifyコードが出てきたのでしょうか? Spotifyで、このサービスに関しての説明があったので見るとなんとなく思惑が見えた気がします。そのキーワードとなるのが、「友達のスマートフォンでコードをスキャン」と記載があります。 このキーワードにもあるように、流行りのSNSでのシェアの為に用意されたものではなく、すでにSpotifyを利用している方同士向けに作られたシェア方法と言えるのではないでしょうか? SNS上の仮想空間での繋がりだけではなく、今そばにいる人との繋がりにも目を向けたところに新たな挑戦が見えます。そして、身近な人との会話のきっかけを提供してくれているようにも感じます。

よくあるもので例えると、ご飯を食べたい時にネット上の人気ランキングを頼りにするより、口コミで紹介されたお店に足を運んだ方が、失敗しなかったというように、音楽もランキングに左右されずに、自分が良いと感じた曲を気軽にシェア出来る時代になるのかもしれません。 今までは、一度TOP10入りすれば、ある程度の期間は売れ続けるような時代から、良い楽曲を出さなければすぐにランキングが入れ替わるような革命に繋がる可能性も秘めているかもしません。大げさなようですが、その一歩としては、このシェア方法の行く末に注目だと思います。 まずは、気軽に音楽フェスで出会った仲間との共有から始めるのには最適ではないでしょうか?

Spotifyコードは今までのシェアとどう違うの?

今までは、会話のやりとりからLINEで送信したり、FacebookやTwitterといった生活に馴染んだSNSに書き込むことで、気になった方のみがリンクからそのアーティストの楽曲を聴くといった流れでしたが、今回追加されたSpotifyコードは、直接誰かに読み込んでもらう目的があるので、誰かに届くといいな!というSNSとは違い、確実に相手を選んで共有することが出来るのが違うところだと思います。

それにプラスして、Spotifyコード写真として保存することも出来るので、お気に入りのアーティストアルバムをカードコレクションのように保存しておけるというのも新しいのではないでしょうか? それに、このような記事での紹介方法に関しても、これからはプレイリストを直接載せるのではなく、貼り付けられているコードから読み取るというスタイルにも変わっていくと思います。

Spotifyコードの使い方とシェア方法

アルバム(プレイリスト)

気に入ったアルバムシェアしたい場合は、そのアルバムを選択し、右上にある「・・・」を選択するとコード付きのジャケットが出てくるので、そのジャケットをタップします。 すると、少し大きくなるので、読み取り(スキャンし)やすいと思います。もしくは、後からシェアする予定はの場合は、ジャケットの下にある「写真に保存する」を選択すると、自身の写真アプリに画像が保存されます。

シェアしたい場合は、曲名の右側にある「・・・」を選択すると、アルバム同様にコード付きのジャケットが出てくるので、そのまま読み取って(スキャンして)もらうか、写真として保存して後からシェアして下さい。 アルバムの場合、全曲通して好きであればいいのですが、特にこのという時もあるかと思いますので、そんな時に活用出来ます。

アーティスト

検索からアーティストを探してスキャンすることも出来ますが、アルバムが気に入って、そのアーティストの他の楽曲も聴いてみたいという時には、フォローしておけば良いですが、アルバムの画面を横にスライドさせるとアルバムアーティストと表示が変わり、画像をタップするとアーティスト情報が出てくるので、右上の「・・・」から上記同様にスキャンもしくは、写真として保存することも出来ます。

Spotifyコードの使い道について考えてみた!

上記でも大体ご紹介を致しましたが、会話の中で、「〇〇の曲に最近ハマってるんだ」となり、相手が「聴いてみたい!」と乗って来た場合に、Spotifyを利用している同士であれば、コレだよ!とすぐにその場でスキャンさせることが出来るので便利です。

これから始まる大型音楽フェスに参加する予定の方は、それぞれ違うアーティスト目的で参加することが多いと思いますので、そこで出会った人と共通の好きなアーティストで意気投合した時に、相手の好きな別のアーティストについて認識が薄かった場合にもシェアして、その場で聴くと「いいね」と新たなアーティストとの発見が出来たり、「そっち系ね!」と感性が違うことがすぐに見極められたりと便利かもしれません!

最後に、友人・知人とのシェアだけが楽しめるものではありません。 自身の写真アプリにアルバムを作成し、好きなアーティストコレクションや好きなアルバムコレクションとして保存しておくことも出来るので、個人的にひっそりと楽しむ使い方もありなのではないかと思います。

まとめ

シェア方法は様々で、ここ最近では、FacebookやTwitter、Instagramなどでのシェアばかりに一生懸命になっていた方も見渡すと実際の仲間がめっきり減ってしまったという方もいらっしゃるかと思います。 以前に音楽などの趣味が合っていたお友達との久々の会話のきっかけになることもあるかもしれませんので、この新しいサービス「Spotifyコード」について頭に片隅に入れておくとどこかで役立つかもしれません。 SNSが先行している時代に少し遅れた方法と感じる方もいるかもしれませんが、進み過ぎたサービスも段々足元が見えなくなり、虚しさを感じるこのご時世だからこそ、原点に戻ったようなシェア方法は考えさせられるものがあります。 何も特別なものとして考えず、便利なアイテムが一つ増えたという感覚で活用してみて下さい!


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