コマンドプロンプトでUTF-8のテキストを表示したい
コマンドプロンプトで、UTF-8のテキストを表示したいと思ったことはありませんか?PerlなどのプログラムではUTF-8でソースコードを記述していますよね。ですので、コマンドプロンプトでもUTF-8のテキストを表示させたいというケースもあるかと思います。この記事では、コマンドプロンプトでUTF-8のテキストを表示する方法をご紹介していきます。コマンドプロンプトでUTF-8のテキストを表示する方法
それでは、コマンドプロンプトでUTF-8のテキストを表示する方法を説明します。まずはデスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コマンドプロンプト」をクリックしましょう。
コマンドプロンプトが起動したら、「chcp」とコマンドを入力してEnterキーを押しましょう。「現在のコードページ」が表示され、どの文字コードが使用されているのか確認できます。現在のコードページに表示される数値と文字コードの組み合わせは、下記の通りとなります。
- 932:Shift_JIS
- 20127:US-ASCII
- 51932:EUC-JP
- 65001:UTF-8
文字コードの確認は以上です。続いてウィンドウ上部のタイトルバーを右クリックしてメニューを開き「プロパティ」をクリックしましょう。
「コマンドプロンプトのプロパティ」ウィンドウが表示されるので、「フォント」タブをクリックします。「フォント」項目一覧から「MSゴシック」を選択して「OK」をクリックしましょう。
フォントをMSゴシックに変更したら、「chcp 65001」とコマンドを入力してEnterキーを押しましょう。これで、コマンドプロンプトでUTF-8のテキストを表示させることができるようになりますよ。
コマンドを入力しないで最初からUTF-8のテキストを表示させるには、コマンドプロンプトをデスクトップ画面上にドラッグ&ドロップしてショートカットを作成して、右クリックメニューからプロパティを開きます。「ショートカット」タブを開き、「リンク先」に末尾二半角ショートカットを入力してから「/k "chcp 65001"」と入力して「OK」をクリックして保存しましょう。これで、このショートカットからコマンドプロンプトを起動するとUTF-8のテキストを表示させることができるようになりますよ。