Outlookのメールへのフラグを設定する意味は?
メールソフト・Microsoft Outlookでは、メールに対してフラグを設定することができます。このフラグを設定する意味が分からないので知りたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?メールに対してフラグを立てることで、「タスク」にすることができ予定管理を行いやすくなります。タスクシートにフラグを立てたメールの一覧を表示して「このメールの案件は今日までに片付ける」・「こっちのメールは今週までに片付ければいい」と明確に仕分けができるため便利ですよ。この記事では、Outlookのメールのフラグ設定の使い方をご紹介していきます。
Outlookのフラグ設定の使い方
それでは、フラグの設定方法と使い方を説明します。まずはフラグを立てたいメールを右クリックしてメニューを開き、「フラグの設定」のサブメニューから「今日」・「明日」・「今週」・「来週」・「日付なし」・「ユーザー設定」から選びましょう。この例では、「今日」を設定しています。
また、メールを選択して「ホーム」タブのリボンメニューの「タグ」項目にある「フラグの設定」からもフラグを設定することができます。
フラグを追加したメールには旗のマークが付き、「タスク」になります。ウィンドウ左下の「タスク」にマウスカーソルを合わせるとフラグを設定したタスクの一覧が表示されます。
「タスク」をクリックするとタスク化したメールの一覧が表示されます。タイトルをクリックして内容の確認を行うことができるほか、完了したタスクに関しては旗のマークをクリックすることで進捗状況を完了にできますよ。
また、フラグはユーザー設定を行うことができます。フラグの一覧から「ユーザー設定」をクリックするとユーザー設定ウィンドウが表示されるので、「フラグの内容」プルダウンメニューから内容を選択・開始日と期限の設定・必要に応じてアラームの設定を行い「OK」をクリックすることでユーザー設定のフラグを設定することができます。
具体例として、6月20日月曜の16時30分に電話するようにアラームを鳴らすフラグを作成しました。開始日と期限が当日・アラームが当日の16:30に設定されていますね。これで、設定時間になるとアラームが鳴るためタスクに気がつくようになりますよ。ちなみに、アラームは通常のフラグでも「アラームの追加」から設定可能です。鳴らす効果音もスピーカーアイコンから指定することができるため分かりやすいですよ。注意点としては、Outlookを起動していないとアラームが鳴らない点です。このため、アラームを鳴らしたいタスクがある場合はOutlookは終了しないようにしておきましょう。