自己解凍形式とは?ファイルの作成方法をご紹介!

自己解凍形式とは?ファイルの作成方法をご紹介!

Windowsのパソコンで、自己解凍形式のファイルがどういったものなのか気になったことはありませんか?自己解凍形式のファイルは、自分で作成することもできますよ。この記事では、自己解凍形式とは何か?自己解凍形式のファイルの作成方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. 自己解凍形式とは?
  2. 自己解凍形式のファイルの作成方法

自己解凍形式とは?

パソコンで扱う圧縮ファイルの1つに「自己解凍形式(.exe)」のファイルがあります。これは圧縮した書庫ファイルと解凍するためのプログラムがセットになっているもので、使い方も実行するだけで解凍できるようになっているため簡単に扱うことができますよ。この記事では、自己解凍形式のファイルの作成方法をご紹介していきます。

自己解凍形式のファイルの作成方法

検索窓に「iexpress」と入力し表示されるiexpressを右クリック
それでは、自己解凍形式のファイルの作成方法を説明していきます。Windows10・11にデフォルトで搭載されている「iexpress」アプリを使用することで、自己解凍形式のファイルを作成することができますよ。まずはデスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、そのまま「iexpress」と入力して検索結果に表示されるiexpressを右クリックして「管理者として実行」から起動しましょう。
「Create new SelfExtraction Directive file」が選択されていることを確認して「次へ」をクリック
「iExpress Wizard」ダイアログボックスが表示されます。「Welcome to IExpress2.0」項目では「Create new SelfExtraction Directive file」が選択されていることを確認して「次へ」をクリックしましょう。
「Extract files only」を選択して「次へ」をクリック
「Package purpose」項目では「Extract files only」を選択して「次へ」をクリックしましょう。

※ここの選択肢の意味は下記の通りです。

  • Extract files and run an installation command:ファイルを抽出してインストールコマンドを実行する
  • Extract files only:ファイルを抽出する
  • Create compressed files only (ActiveX Installs):圧縮ファイルを作成する(ActiveXをインストールする)

名前を入力したら「次へ」をクリック
「Package title」で、自己解凍形式ファイルの名前を決めます。入力欄に名前を入力したら「次へ」をクリックしましょう。
「No Prompt」を選択して「次へ」をクリック
「Confirmation prompt」でファイルの実行時の確認画面のオン・オフを設定します。「No Prompt」を選択して「次へ」をクリックしましょう。

※「Prompt user with:」を選択した場合は、確認画面に表示させる文字を入力しましょう。

「Do not display a license」を選択して「次へ」をクリック
「License agreement」はライセンス契約などの利用規約を設定することができます。個人で自己解凍形式のファイルを作成するだけなら不要なので「Do not display a license」を選択して「次へ」をクリックしましょう。
自己解凍形式にしたいファイルを「Add」から選択して、「次へ」をクリックしましょう。
「Default (recommended)」を選択して「次へ」をクリック
「Show window」はウィンドウの表示方法を選択します。「Default (recommended)」を選択して「次へ」をクリックしましょう。各選択肢の意味は下記の通りとなります。

  • Default (recommended):標準(推奨)
  • Hidden:非表示
  • Minimized:最小
  • Maximized:最大

「No message」を選択して「次へ」をクリック
「Finished message」は解凍終了後のメッセージを設定できますが、こちらも不要であれば「No message」を選択して「次へ」をクリックしましょう。
「Browse」をクリックして、ファイルの保存場所と名前を設定したら「次へ」をクリック
「Package Name and Options」ではファイルの保存場所を選択します。「Browse」をクリックして、ファイルの保存場所と名前を設定したら「次へ」をクリックしましょう。オプションは下記の通りです。

  • Hide File Extracting Progress Animation from User:進行状況のプログレスバーを非表示にする
  • Store files using Long File Name inside Package:長いファイル名を使用してファイルを保存する

「Don't save」を選択して「次へ」をクリック
「Save Self Extraction Directive」では、今回使用した設定を保存するかどうか選択します。「Don't save」を選択して「次へ」をクリックしましょう。
「次へ」をクリック
「Create package」画面で「次へ」をクリックすれば、自己解凍形式のファイルの作成が行われますよ。ファイルの作成が完了したら「完了」をクリックして終了します。これで、自己解凍形式の「.exe」ファイルを作成することができますよ。

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