消せないファイル・フォルダを消す方法!【強制削除/コマンド/0バイト】

消せないファイル・フォルダを消す方法!【強制削除/コマンド/0バイト】

Windowsパソコンを使っていると、何故か消せないファイル・フォルダがあったり、0バイトの謎のファイルが生まれてしまうことがあります。この記事では、Windowsで消せないファイル・フォルダや0バイトのファイルを消す方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. 消せないファイル・フォルダを削除したい
  2. 消せないファイル・フォルダを強制削除する方法
  3. まとめ

消せないファイル・フォルダを削除したい

Windowsのパソコンを使っていて、何故か消せないファイル・フォルダが出現することがあります。ファイルサイズを見てみると0バイトだったり、削除しようとすると「この項目は見つかりませんでした。」と表示されてしまうなど、通常の方法では消去できないのが特徴です。

この削除できないファイル・フォルダが存在しているとファイル整理の際に邪魔なだけでなく、削除できないファイル・フォルダを格納しているフォルダの名前を変更しようとした際にエラーが発生して名前の変更ができないなどのデメリットも発生します。

この記事では、0バイトで何をしても削除できないファイルの削除方法・消せないファイルを消す方法をご紹介していきます。

消せないファイル・フォルダを強制削除する方法

それでは、消せないファイル・フォルダを強制削除する方法を説明していきます。

Windowsを再起動してから削除を試してみる

ファイル・フォルダを削除できない場合の理由の一つに、システムがそのファイル・フォルダを使用している状態になってしまっていることが挙げられます。この場合は、一旦Windowsを再起動して、再起動後に素早くファイル・フォルダの削除を行ってみましょう。

ファイル名を変更する

ファイル・フォルダの名前変更が可能なようであれば、エクスプローラーからファイル・フォルダを適当な名前に変更して、Windowsを再起動してから削除できるかどうか試してみましょう。

画像ファイル・フォルダが削除できない場合

画像ファイル・フォルダの削除を行おうとした場合、何故か削除が行えずエラーが発生してしまう現象があります。

エクスプローラーウィンドウ上部の「ファイル」をクリックして表示されるメニューの「オプション」をクリック
この現象が発生する場合は、エクスプローラーウィンドウ上部の「ファイル」をクリックして表示されるメニューの「オプション」をクリックしましょう。
ウィンドウ上部の「表示」タブをクリックして表示に関する項目に移動し、「詳細設定」の「常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない」のチェックボックスをオンにしてから「OK」をクリック
フォルダーオプションが表示されるので、ウィンドウ上部の「表示」タブをクリックして表示に関する項目に移動し、「詳細設定」の「常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない」のチェックボックスをオンにしてから「OK」をクリックしましょう。

この操作を行った後に、画像ファイル・フォルダが削除できるようになります。
デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コントロールパネル」をクリック
「常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない」が見当たらない場合は、デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コントロールパネル」をクリックしましょう。
コントロールパネルが表示されたら、「システムとセキュリティ」をクリック
コントロールパネルが表示されたら、「システムとセキュリティ」をクリックします。
システムとセキュリティの一覧が表示されるので、「システム」をクリック
システムとセキュリティの一覧が表示されるので、「システム」をクリックしましょう。
システム一覧が表示されたら、左側メニューの「システムの詳細設定」をクリック
システム一覧が表示されたら、左側メニューの「システムの詳細設定」をクリックしましょう。
システムのプロパティが開き、詳細設定タブの一覧が表示
システムのプロパティが開き、詳細設定タブの一覧が表示されます。パフォーマンス項目の「設定」をクリックしましょう。
「視覚効果」タブの「カスタム」をクリックして、「アイコンの代わりに縮小版を表示する」のチェックボックスをオフにして「OK」をクリック
「視覚効果」タブの「カスタム」をクリックして、「アイコンの代わりに縮小版を表示する」のチェックボックスをオフにして「OK」をクリックしましょう。

この操作を行った後に、画像ファイル・フォルダが削除できるようになります。

コマンドプロンプトから削除を行う

コマンドプロンプトを使って削除コマンドを入力することで、消せないファイル・フォルダを強制削除することができます。

削除したいファイル・フォルダをShiftキーを押しながら右クリックして「パスのコピー」をクリック
事前に、削除したいファイル・フォルダをShiftキーを押しながら右クリックして「パスのコピー」をクリックし、パスをコピーした状態にしておきましょう。
デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開したら、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」から起動
デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開したら、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」から起動しましょう。
コマンドプロンプトが起動したら、「del」とコマンドを入力して半角スペースを入力してから、右クリックして先ほどコピーしたパスを貼り付け
コマンドプロンプトが起動したら、「del」とコマンドを入力して半角スペースを入力してから、右クリックして先ほどコピーしたパスを貼り付けましょう。

その後、Enterキーを押せばファイルの削除が行われます。

もしファイルが読み取り専用の場合は「del /ar 」・隠しファイルの場合は「del /ah 」両方の属性の場合は「del /arh 」とコマンドを入力すればOKです。半角スペースを入力し忘れないように注意してください。

また、上記のdelコマンドを使ってもファイル・フォルダが削除できない場合は、コマンドを「del \\?\ 」に変更してからパスを貼り付けてEnterキーを押すことで、強制削除することができます。

まとめ

消せないファイル・フォルダを消す方法!【強制削除/コマンド/0バイト】、いかがでしたでしょうか。

Windowsでは、何故か消せないファイル・フォルダや0バイトのファイルができてしまうことがあります。これらのファイル・フォルダを削除するには、特殊な方法を試す必要があります。記事内で各種方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


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