ExcelのISNUMBER関数の使い方を紹介!

ExcelのISNUMBER関数の使い方を紹介!

Microsoft Excelでは、「ISNUMBER関数」という関数を使用することができます。ISNUMBER関数では、セルに入力されているデータを判定して数字かどうかが分かります。この記事では、ExcelのISNUMBER関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのISNUMBER関数とは?
  2. ExcelのISNUMBER関数の使い方

ExcelのISNUMBER関数とは?

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「ISNUMBER関数(イズナンバー)」というものがあります。ISNUMBER関数とは一体何なのか気になったことはありませんか?ISNUMBER関数とは、指定した対象のデータが数字かどうかを判定することのできる関数です。

Excelでは数字扱いだと思っていたものが別のデータになっていることもあるので、ISNUMBER関数を用いて調べてみましょう。この記事では、ExcelのISNUMBER関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのISNUMBER関数の使い方

ISNUMBER関数の数式

それでは、ExcelのISNUMBER関数の使い方を説明していきます。まずは、ISNUMBER関数の数式を見ていきましょう。ISNUMBER関数の数式は「ISNUMBER(テストの対象)」です。「テストの対象」引数で、データが入力されているセル番地を設定しましょう。これにより、設定したセルのテストが行われて数字かどうかの判定が行われますよ。数字の場合は「TRUE」・文字など数字出ない場合は「FALSE」が返されます。

ISNUMBER関数の使い方

C3セルに「=ISNUMBER(B3)」と入力
実際に、ISNUMBER関数を使用してみましょう。画像の例では、B列に判定したい数字や文字を入力しており、C列でISNUMBER関数による判定を行います。画像では、C3セルに「=ISNUMBER(B3)」と入力しており、B3セルのデータが数字かどうかを判定しています。
ISNUMBER関数による判定は「TRUE」となった
B3セルには数字の「10」が入力されており、ISNUMBER関数による判定は「TRUE」となりました。
オートフィルを使用できる
オートフィルを使用して、残りのセルにもISNUMBER関数を適用します。B4セルは「10月」・B5セルは「TEST」となっており数字単体ではないため、「FALSE」が返っています。このように、数字かどうかを判定することができますよ。

ちなみに、「=ISNUMBER(B3:B5)」とすることでも一括で判定を返すことが可能です。上から順に「TRUE」・「FALSE」・「FALSE」と判定が返されます。

他の関数と組み合わせる

D3セルに「=AND(ISNUMBER(B3:B5))」と入力
他の関数とISNUMBER関数を組み合わせて、判定を行うことも可能ですよ。例えば選択範囲のすべてが数字の場合にTRUEを返してほしい場合は「AND関数」を併用します。D3セルに「=AND(ISNUMBER(B3:B5))」と入力してみます。
「TRUE」が返ってきた
B3セルからB5セルに入力されているデータはすべて数字なので、「TRUE」が返ってきました。もし1つでも数字ではない場合は「FALSE」が返ります。

他にも、IF関数を使用して条件を満たしていればTRUE以外の文字を表示させるといったことも行うことができますよ。


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