Excelで関数で改行を行う方法を紹介!

Excelで関数で改行を行う方法を紹介!

Microsoft Excelで、関数を使用して改行を行いたいと思ったことはありませんか?複数のセルのデータなどを結合した場合は、CHAR関数を使用して改行を行いましょう。この記事では、Excelで関数を使用して改行を行う方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelで関数で改行を行いたい
  2. Excelで関数で改行を行う方法

Excelで関数で改行を行いたい

Microsoft Excelで、関数改行を行いたいと思ったことはありませんか?Excelでセル内の文章の改行を行うには、「Altキー+Enterキー」の同時押しを行いますよね。しかし、数式を入力してセル同士の文章を結合した場合に改行する方法をご存知でしょうか?この記事では、Excelで関数を使用して改行を行う方法をご紹介しています。

Excelで関数で改行を行う方法

B2セルに「段落その1」・C2セルに「段落その2」と入力
それでは、Excelで関数で改行を行う方法を説明していきます。画像の例では、B2セルの「段落その1」とC2セルの「段落その2」を1つのセルに結合させて改行を行いたいと思います。
「折り返して全体を表示する」が有効になっているか確認
まずはウィンドウ上部の「ホーム」タブのリボンメニューで、「配置」項目の「折り返して全体を表示する」が有効になっているかどうか確認します。無効の場合は、クリックして有効にしましょう。
D2セルに「=B2&C2」と入力
D2セルで改行した文章を表示させたいので、D2セルに「=B2&C2」と入力します。
B2セルとC2セルの内容を結合したものをD2セルに出力することができた
これでB2セルとC2セルの内容を結合したものをD2セルに出力することができましたが、ただそれぞれの内容が結合しただけで改行が行われていませんね。

ここで、改行を行うための関数である「CHAR関数」を使用しましょう。CHAR(キャラクター)関数とは、引数に指定した文字コードが表している文字を取得することができる関数です。引数に指定する文字コードはWindowsの環境であればANSIコード・Macの環境であればMacintosh文字セットが対象となります。

CHAR関数の数式は「=CHAR(数値)」です。通常の使い方であれば文字を出力するために使うため数値には対応した文字コードを入力するのですが、CHAR関数で改行を行う場合は「CHAR(10)」と入力します。

D2セルの数式を「=B2&CHAR(10)&C2」に修正
上記を踏まえて、D2セルの数式を修正します。「=B2&CHAR(10)&C2」と入力することで、B2セルとC2セルの間に「CHAR(10)」を入力しているので、CHAR関数による改行を行うことができます。
B2セルとC2セルの文章を結合した上で改行できた
これで、B2セルとC2セルの文章を結合した上で改行させることができました。

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