Excelで複数のシートのデータを1つにまとめる方法!

Excelで複数のシートのデータを1つにまとめる方法!

Microsoft Excelで、複数のシートのデータを1つに結合したいと思ったことはありませんか?複数のシートのデータを、統合を使用して1つにまとめてみましょう。この記事では、Excelで複数のシートのデータを1つに結合する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelで複数のシートのデータを1つにまとめたい
  2. Excelで複数のシートのデータを1つにまとめる方法

Excelで複数のシートのデータを1つにまとめたい

Microsoft Excelで、複数のシートのデータを1つにまとめたいと思ったことはありませんか?複数のシートにそれぞれ売上表などを作成していて、1つのシートに合計をまとめて出力したいというケースも少なくないかと思います。この記事では、Excelで複数のシートのデータを1つにまとめる方法をご紹介していきます。

Excelで複数のシートのデータを1つにまとめる方法

複数のシートのデータを統合する

複数シートの表
それでは、Excelで複数のシートのデータを1つにまとめる方法を説明していきます。画像例では、「1月」・「2月」・「3月」のシートタブにそれぞれ売上票のデータを入力しています。これらのデータを結合したものを、「統合」タブに出力していきます。
「統合」タブを開く
まずは結合するデータの出力先のタブを開き、表を出力したいセルをクリックして選択しておきましょう。画像の例では「統合」タブを開いて、B2セルを選択しています。
「統合」をクリック
続いてウィンドウ上部の「データ」タブをクリックしてリボンメニューを開き、「データツール」項目の「統合」をクリックしましょう。
まとめる表のデータ範囲を選択→統合の設定ダイアログボックスの「追加」ボタンをクリック
「統合の設定」ダイアログボックスが表示されるので、まとめるデータがある表のシートを開きデータ範囲を選択します。範囲の選択後に、統合の設定ダイアログボックスの「追加」ボタンをクリックして「統合元」一覧にデータ範囲を追加します。あとは、残りシートのデータ表も同じように範囲選択して「追加」をクリックすることで、「統合元」一覧に追加していきましょう。
「上端行」と「左端列」のチェックボックスをクリックして有効にし「OK」をクリック
すべてのシートからデータ範囲を「統合元」に追加したら、「統合の基準」項目の「上端行」と「左端列」のチェックボックスをクリックして有効にしてから「OK」をクリックしましょう。もし統合した表と統合元の表をリンクしてつなげる場合は、「統合元データとリンクする」のチェックボックスを有効にして「OK」をクリックします。
別のシートに入力されていた表を統合して出力できた
これで、それぞれ別のシートに入力されていた表を統合して出力を行うことができました。ちなみに「統合元データとリンクする」のチェックボックスを有効にしていた場合は、データのグループ化が行われるようになっています。

リンクを行っている場合は、統合元のデータを修正すると自動的に統合先のデータの更新も行われますよ。

データのまとめ方の種類

「集計の方法」のプルダウンメニューから集計方法を選択し「OK]をクリック
「統合の設定」でデータをまとめる際に、「集計の方法」のプルダウンメニューから集計方法を選択することができます。「合計」・「個数」・「平均」・「最大」・「最小」・「積」・「数値の個数」・「標本標準偏差」・「標準偏差」・「標本分散」・「分数」から選択可能です。
平均値の出力ができた
試しに上記項目例の表を「平均」で出力すると、このような形で平均値の出力が行われました。目的に応じて、集計の方法を選択してみましょう。

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