Windows10で拡張子flvの動画ファイルが再生できない
Windows10標準のメディアプレイヤーの初期設定ではflvは再生できないのですが、もともとあるメディアプレイヤーでflvを再生する手段がないわけではありません。
flvとは
flvとは、フラッシュという規格で動く動画ファイル形式のことです。フラッシュプレイヤーが導入されていれば、どのブラウザでも再生することができます。
Youtube、ニコニコ動画など、ストリーミング配信サイトでは必ずと言っていいほど用いられていました。
しかし、フラッシュ規格が2020年に終了してしまうことから、業界全体が代替えのHTML5という規格に対応したサービスへと移行を進めています。
ですので、今後ブラウザから、flvという拡張子はなくなってしまうことでしょう。
flvは、Windowsメディアプレイヤーをはじめ、Windows10標準搭載の動画再生ソフトで開くことができません。コーデックというソフトウェアを入れることで再生することも可能ですが、少々専門的な方法になりますので、コーデックを入れずとも再生可能な方法を3選、ご紹介していきます。
Windows10で拡張子flvの動画ファイルのおすすめの再生方法3選!
それではWindows10で拡張子flvの動画ファイルのおすすめの再生方法をご紹介していきます。
flv再生対応のメディアプレイヤーを利用する
もっとも手軽で、すぐに再生できる方法は、flv形式での再生に対応したメディアプレイヤーを利用することです。
flv対応のメディアプレイヤーは数多くありますが、そのうちからwin10での利用におすすめのものをご紹介します。
再生方法1.「5K Player」
5K Playerは、多機能かつ高性能の素晴らしいメディアプレイヤーです。4K、5K、8K、1080pといった高画質再生にも対応しているほか、DVD、音楽、ライブ、youtube、DLNA、Airplayといった、数多くの機能が搭載されており、なんと簡単な動画のダウンロード、変換まで可能です。
5K Player
- 4K、5Kなどの高解像度再生に対応
- 再生だけでなく、ダウンロードや簡単な変換にも対応
- 再生スピードの変更など、細かい設定も便利
flvファイルを変換して再生する
現在は各種メディアプレイヤーがflv再生に対応していますが、フラッシュがサービス終了してしまう2020年以降、どうなっていくかは分かりません。
ですので、flv形式の動画を今後も確実に見たいのであれば、AVI、MP4など馴染みのある拡張子へと変換してしまっておくのがより安心できる再生方法です。
少々手間はかかりますが、Windows10既存のメディアプレイヤーでも再生できるようになり、後々便利なのは間違いありません。
変換用のソフトをインストールするほか、オンラインでも変換方法がありますので、あわせてご紹介します。
再生方法2.「XMedia Recode」
XMedia Recodeは、非常に多くのファイルに対応したフリーソフトです。
このソフトをインストールしておけば、flv以外の拡張子で困ったときにも役に立ってくれるはずです。
XMedia Recode
- 非常に多くの形式に対応
- 大量の動画もリスト化して簡単に変換可能
- 玄人向けだが音声、映像に関するさらに細かい設定も可能
再生方法3.「オンライン変換サイトの利用」
flvファイルの変換は、オンラインで行うこともできます。
サービスを行っている各WEBページから、変換したいファイルを選ぶだけでよく、インストール不要なのでとても楽に行うことができますが、オンライン変換サイトは大概ファイル容量制限があったり、大半が海外サイトなので、悪質な広告などが多かったりとデメリットもあるので、行う際は十分注意して行うようにしましょう。
おすすめのサイトは、「aconvert.com」というサイトです。flvから各種形式へ変換できるリスト形式になっているため、比較的分かりやすいサイトです。
また、ビデオ以外にもオーディオ、ドキュメント、PDF等の変換も可能となかなか便利です。
オンライン変換サイト
- インストール不要のらくらくお手軽変換
- 容量制限があることが多い
- 海外サイトがほとんどなので、悪質広告などの被害にあう可能性も
まとめ
flvファイルを再生する方法を3選、ご紹介してきました。
繰り返しになりますが、フラッシュという規格自体が、2020年で必ずサービスを終了してしまうものです。
flvで大切なデータをお持ちの方は、今後何が起きてもいいようになるべく他の形式に変換して保存することをお勧めします。