Excelの行の削除が重い場合の対処法は?

Excelの行の削除が重い場合の対処法は?

Microsoft Excelを使用していて、行の削除を行う際に処理が重くなってしまい困ってしまったことはありませんか?処理が重いと、作業が続行できなくなってしまうため困りますよね。この記事では、Excelの行の削除が重い場合の対処法について説明しています。


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  1. Excelの行の削除が重い場合の対処法は?

Microsoft Excelを使用していて、行の削除を行う際に処理が重くなってしまい困ってしまったことはありませんか?処理が重いと、作業が続行できなくなってしまうため困りますよね。この記事では、Excelの行の削除が重い場合の対処法について説明していきます。

Excelの行の削除が重い場合の対処法は?

なぜ重くなるのか?

それでは、Excelの行の削除が重い場合の対処法について説明していきます。ですがまずは、なぜ行の削除の際に重くなってしまうのかについて説明していきます。単純に、データの量が多ければ多いほど処理の量が増えるため、行の削除が重くなるのです。ですので、取り扱うデータが膨れ上がっている場合は処理が重くなるという点に注意する必要があります。

使用しているパソコンのスペックによっても左右されますが、ロースペックなPCを使用している場合は特に注意する必要があるでしょう。またセルの1つ1つに対して、書式設定やデータが挿入されていますよね。それらのデータを保存するため重くなるほか、後から文字の削除を行っても書式設定自体は残ってしまうためにどんどん重くなってしまうという問題もあります。意外とやってしまいがちなミスなので、注意しましょう。

フィルターで条件指定して削除を行う

「数値フィルター」から「指定の範囲内」を選択
複数の行を削除する場合は、フィルターを使用して条件指定を行い行の削除を行ってみましょう。フィルターボタンをクリックしてメニューを開き、「数値フィルター」や「色フィルター」から条件指定を行います。画像の例では、「数値フィルター」から「指定の範囲内」を選択しています。
「抽出条件の指定」で「1以上」・「100以下」を選択して「OK」をクリック
「カスタムオートフィルター」ダイアログボックスが表示されるので、「抽出条件の指定」で「1以上」・「100以下」を選択して「OK」をクリックします。すると1から100までのデータを抽出することができるので、あとは行の削除を行えばスムーズに削除することができますよ。

一気に行の削除を行おうとすると処理が重い・固まってしまうという場合は、このようにフィルターで条件を指定して処理しやすい数で削除を行っていくと結果としてスムーズになりますよ。

こまめに消すのが大切

もし作業中に不要な行があった場合は、すぐに削除する習慣を付けておくことも大切です。後で消そうと思ったら不要な行が大量に増えて結果として処理が大変になるというケースは珍しくないので、気づいたら削除することをおすすめします。

以上が、Excelの行の削除が重い場合の対処法の説明となります。基本的にはあらかじめ不要なデータを作らないことが重要となりますが、もし削除しなければならない場面が出てきた場合はフィルターを活用して処理してみてくださいね。


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