Windows10のエクスプローラーが遅い

今まで普通に動いていたWindows10のエクスプローラーが、いつの間にか動作が遅くなったと感じたことはありませんか?
エクスプローラーは普段使いするものなので、起動が遅いだけでもイライラしてしまいますよね。
エクスプローラーが遅いといっても、ファイルコピーが遅い・フォルダ間のファイル移動が遅い・フォルダ内のファイル表示が遅い・ファイル削除が遅いなどユーザーによって遅い状態は違ってきますし原因も様々です。
そこで今回の記事では、そんなエクスプローラーの動作が遅い場合の対処法をご紹介していきます。
Windows10のエクスプローラーが遅い場合の対処法5選!
デフォルトの表示先をクイックアクセスからPCにする
Windows10のエクスプローラーは「クイックアクセス」というお気に入りのフォルダを登録したり、直近で使用したフォルダを自動追加する機能があります。
ですが、エクスプローラーを起動した時にクイックアクセスに登録したフォルダにアクセスするため、エクスプローラーの起動が遅くなってしまうデメリットがあります。

エクスプローラーを開いたら、画面上部の「表示」ボタンをクリックしましょう。


変更したら画面下部の「OK」ボタンをクリックすれば変更完了です。

クイックアクセスの利用を止める
上記で説明した通り、クイックアクセスは自動的にフォルダを追加してしまうためエクスプローラーの動作が遅くなる原因となります。
クイックアクセスの利用を止めることでエクスプローラーの動作を改善できます。

フォルダーオプションが開いたら「プライバシー」項目の「最近使ったファイルをクイックアクセスに表示する」「よく使うフォルダーをクイックアクセスに表示する」のチェックを外して「OK」ボタンをクリックしましょう。
これでクイックアクセスが停止するので、動作の改善が見込めます。
エクスプローラーの履歴を削除する
エクスプローラーの履歴は少なければファイルアクセスの高速化に役立つのですが、履歴はどんどん溜まっていくため溜まった履歴のせいで逆に動作が遅くなってしまう状態になってしまいます。

フォルダーオプションが開いたら「プライバシー」項目の「消去」ボタンをクリックして「OK」ボタンをクリックすればエクスプローラーの履歴が削除されます。


これでキャッシュが消えるので、エクスプローラーの遅さを改善することができます。
履歴・キャッシュを削除すると、ファイルの表示や操作速度がかなり変わってきます。ファイル移動・ファイルコピーなどの操作が重くなってきた…と感じたら、履歴とキャッシュを削除する習慣をつけておくとエクスプローラーを快適に操作できますよ。
フォルダーの種類を変更する
ファイル表示の際になかなかファイルが表示されず、緑のバーがパスに表示されていて待たされることはありませんか?
フォルダー内にあるファイルは、エクスプローラー側が自動的にファイルの種類を判別して最適化してくれるのですが、複数の種類のファイルが存在している場合この最適化のせいでファイル表示が遅くなってしまうことがあります。


これでファイル表示の速度が改善され、緑のバーが表示されたとしてもバーが伸びてファイルが表示されるまでの時間も早くなるはずです。
インデックスを付けてファイル検索を早くする
エクスプローラーでファイル検索を行う時に検索のスピードが遅い・緑のバーが表示されるがなかなか進まないといった経験をしている人は多いかと思います。
事前に「インデックス」を付けることでこのファイル検索がかなり早くなるため、インデックス化をしてみましょう。





インデックスの作成が完了すると、インデックスを付けたファイルの検索速度が飛躍的に上がりますよ。