Windows10でswfファイルを再生する方法3選をご紹介!

Windows10でswfファイルを再生する方法3選をご紹介!

「swf」という拡張子をご存知でしょうか。swfはフラッシュと呼ばれる、ホームページなどで音や動きを表現する技術によって作られたファイルの形式です。今回の記事では、Windows10でswfファイルを再生する方法を3選ご紹介します。


目次[非表示]

  1. swfファイルとは?
  2. Windows10でswfファイルを再生する方法3選!
  3. ブラウザを使用してswfファイルを再生する
  4. Flash playerでswfファイルを再生する
  5. まとめ

swfファイルとは?

swfファイルの再生方法についてご紹介する前に、swfファイルとはどんなファイルなのか、確認していきましょう。

swfとは、「フラッシュ」と呼ばれる技術によって作られたものを指す拡張子です。

主にホームページ上で使われ、動きを作ったり、ゲームとして遊べたりと、日常的に目にするウェブサイトの多くで、フラッシュの機能は利用されていました。特に一昔前のガラケーのサイトやソーシャルゲームなどでよく利用されていました。

フラッシュゲームサイトなど、目にした覚えのある方も多いのではないでしょうか。そんなフラッシュですが、2020年に終了することが発表されています。

日常的に目にする機会は少しずつ減っており、同様の役割はJavaやHTML5といった、新しい技術が担いつつあります。

ですので、古いゲームなどを保存していて、いざ開きたいと思ったときに困らないよう、いつでもswfファイルの再生のやり方を押さえておきましょう。

Windows10でswfファイルを再生する方法3選!

swfファイルを再生する方法は大きく分けて2種類に分けられます。

  1. 「ブラウザ上で再生する」
  2. 「フラッシュを再生可能なソフト=flash playerで再生する」
それぞれについて、順番に確認していきましょう。

ブラウザを使用してswfファイルを再生する

ブラウザを使用してswfファイルを再生する方法ですが、現在はFirefoxやGoogle Chromeなど、フラッシュ終了に向けて、通常設定ではフラッシュが再生できないブラウザがほとんどです。

難しい設定などせずにswfファイルの再生が可能なブラウザとしては、Edgeと同様Windows10に最初からインストールされている「Internet Explorer 11」がおすすめです。

それでは、Internet Explorer11での再生方法について、確認していきましょう。

おすすめ手段①「Internet Explorer 11」

開きたいswfファイルを右クリックし、「プログラムから開く」のメニューから「Internet Explorer」を選択
開きたいswfファイルを右クリックし、「プログラムから開く」のメニューから「Internet Explorer」を選択します。
「このWebページはスクリプトやActive Xコントロールを実行しないように制限されています」という表示が出て再生できない場合は、「ブロックされているコンテンツを許可」ボタンをクリック
「このWebページはスクリプトやActive Xコントロールを実行しないように制限されています」という表示が出て再生できない場合は、「ブロックされているコンテンツを許可」ボタンをクリックするだけで、swfファイルを再生することが出来ます。
無事にswfファイルの再生
無事にswfファイルの再生が出来ました。

Flash playerでswfファイルを再生する

将来的にEdge、FireFox、Chromeなどのブラウザがすべてフラッシュ非対応になること、Internet Explorer 11も、今後どうなっていくか分からないことを考えると、こちらの方法がより良いといえるでしょう。

今回は、おすすめのソフトを2つ、紹介していきます。

おすすめ手段②「Adobe flash player」

フラッシュは、正式には「Adobe Flash」という名称です。このソフトはフラッシュ技術の開発元のアドビシステムズが開発した、いわば公式のフラッシュプレイヤーです。

インストール型ではなく、ダウンロードしたファイルを開けばすぐに表示されるようになっているので、必要に応じてタスクバーへの表示やショートカットを活用すると便利です。

フラッシュプレイヤーをダウンロードサイト
まずこちらから、フラッシュプレイヤーをダウンロードします。ダウンロードするファイルは、「Download the Flash Player projector」を選択してください。
フラッシュプライヤーのexeファイル
フラッシュプレイヤーは図のようなファイルです。

あとで分からなくならないよう、ショートカットに分かりやすい名前などを付けておくと良いでしょう。
ダウンロードしたファイルを開いたら、プレイヤーへドラッグ&ドロップするか、メニューの「ファイル」から「開く」を選択
ダウンロードしたファイルを開いたら、プレイヤーへドラッグ&ドロップするか、メニューの「ファイル」から「開く」を選び、開きたいファイルを選択すれば、フラッシュが再生されます。

おすすめ手段③「D-Flash」

D-Flashは動作が大変軽いのが特徴で、難しいことは何もなく、とにかく手っ取り早くフラッシュファイルを再生したい!という方には大変良いフラッシュプレイヤーです。

Adobe flash playerと同様に、インストーラがなく、ダウンロードしたファイルをそのまま使用するため、ショートカットを活用すると良いでしょう。

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D-Flashのダウンロードサイト
まず、こちらのサイトにアクセスし、「D-Flash ver1.11」をダウンロードします。「LZH」という、少々古い圧縮ファイルを使用していますので、リンク先のLZHの解凍方法を参考に、解凍して使用してください。
D-Flashの解凍フォルダ
D-Flashの解凍フォルダの「DFlash.exe」を開けば、すぐに使用することが出来ます。ドラッグ&ドロップか、メニューからswfファイルを開けば、すぐにswfファイルの再生が始まります。
D-Flashでは再生しているファイルの容量も確認できる
D-Flashは、再生しているファイルの容量も確認することが出来ます。

まとめ

swfファイルを再生する方法についてご紹介しました。

フラッシュが終了されるのは2020年ですが、ご紹介してきたソフト・手段が、フラッシュ終了後も公開され続けるかはわかりません。

ソフトのダウンロードは、今のうちに行っておくことをおすすめします。


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