Androidスマホが充電できない
Androidスマホの電池残量が少なくなったから充電しようと充電ケーブルを接続してるのに、何故か充電できないといったケースに遭遇したことはありませんか?
スマホが充電できないと携帯としての機能が十分に果たせなくなるため、日常生活で支障をきたしてしまいますよね。
充電できない原因
Androidスマホが充電できなくなってしまう原因はいくつか考えられます。
まずは充電ケーブルの接触不良です。充電ケーブルがしっかりACアダプタとAndroidスマホ本体に接続してあるか確認してみましょう。
もしきちんと接続しているのに充電できない場合は、充電ケーブルの内部で断線が起きている可能性やACアダプタが故障してしまっている可能性が考えられます。
他にも、Androidスマホのシステムに問題が発生して充電ケーブルを認識しなかったり、バッテリーが寿命を迎えてしまっている場合や、Androidスマホが放電してしまっているなどのケースがあります。
そこで今回の記事では、いくつかあるAndroidで充電できない問題で、これらのケースに対応した対処法をご紹介していきます。
Androidスマホが充電できない場合の対処法
それでは、Androidスマホが充電できない場合の対処法を説明していきます。
充電機器とAndroidスマホを確認してみる
まずはAndroidスマホと充電ケーブルがきちんと接続されているか・ACアダプタがコンセントに差さっているかどうか確認しましょう。
きちんと接続されている場合、ACアダプタと充電ケーブル、そしてAndroidスマホの充電コネクターをそれぞれ確認してみましょう。
もしもACアダプタと充電ケーブルに明らかな外傷がある場合などは故障してしまっている可能性も高くなります。
これらの充電機器に問題がない場合も、Androidスマホの充電コネクターにホコリや汚れが付着して、しっかりと接続できない状態になっている場合もありますので接続コネクタを綿棒など柔らかいもので拭いて掃除してみてください。
もし別のAndroidスマホ・充電機器がある場合は、それらで接続を行いAndroidスマホに原因があるのか充電機器に問題があるのかを切り分けてみましょう。
正規の充電機器以外で充電していないかどうか確認する
Androidスマホに付属している正規のACアダプタと充電ケーブルではなく、家電量販店やコンビニ・100均などで購入した別メーカーのACアダプタや、パソコンなどのUSBケーブルが接続できる機器に接続して充電を行おうとしている場合、正常な充電が行えないことがあります。
(特に100均などで購入したものは要注意です)
正規のACアダプタと充電ケーブルを用いて充電を行ってみましょう。これで充電できるときは購入した非正規のACアダプタか充電ケーブルに問題があることが切り分けできます。
Androidスマホを再起動する
充電機器に問題がなく、Androidスマホの充電コネクターも汚れていないのに充電できない場合は、Android端末のシステムに問題が発生している可能性があります。
Androidスマホが起動している状態なら、一度再起動してみましょう。システムに問題が発生しているために充電できない場合はこれで解決することができます。
セーフモードで起動してみる
直近でインストールしたアプリがAndroidスマホに悪影響を与えており、それが原因となって充電が行えない場合があります。この場合は必要最低限の機能で動作させるセーフモードで起動して充電できるかどうか試してみましょう。
セーフモードで充電が行えるかどうか試してみて、充電ができる場合は何らかのアプリが悪影響を与えて充電できなくなっている可能性が非常に高いです。
直近にインストールしたアプリのアンインストールを行って、再度通常モードで起動して充電ができるかどうか確かめましょう。通常モードに戻すには再起動を行うだけですのでご安心ください。
Androidスマホのシステムアップデートを行う
Androidスマホのファームウェア(システム)が古い場合に充電機能に問題が発生することがあります。この場合はシステムアップデートを行い更新しましょう。
システムアップデートを行う場合の注意点ですが、最低でもスマホの電池残量が15~20パーセントはある状態で行ってください。
アップデート中に電池が切れてしまうと、最悪の場合起動不可になってしまう恐れがあります。
もし電池が15~20パーセントもない場合は、他の手段で充電できるかどうか試してみましょう。
放電してしまっている場合
Androidスマホの電池が切れてしまっている状態でしばらく放置すると「完全放電」状態となる場合があります。これはバッテリーが空っぽの状態ですね。
完全放電状態で、ACアダプターから充電しようとした場合は、充電しているのに充電できていない状態となるケースがあります。
対応方法1
完全放電を行ってしまった場合は、充電ケーブルを接続して1時間前後放置して、LEDランプが点灯しているか・充電マークが画面に表示されているかどうか確認しましょう。
対応方法2
ACアダプターよりも出力される電流が少ないPCのUSBポートから充電してみるなど出力元をかえてみましょう。
小さい電力で充電した場合うまく充電されるケースがあります。
LEDランプを確認する
充電中はAndroidスマホのLEDランプが点灯して正常な充電が行われているかどうかを知らせてくれます。
通常は充電中にLEDランプが赤色などで点灯しますが、機種によっては正常に充電できていない場合は点滅するなどの特殊な動作を行うものもあります。
この場合はLEDランプの動作を見て説明書で確認を行いましょう。
充電マークが表示されているのに充電されない場合
充電ケーブルを接続して認識するけど、充電マークついてるのに充電されない…という場合は、バッテリーの接触不良・もしくはバッテリーが寿命を迎えている可能性があります。
バッテリーが取り外し可能なタイプの場合、接触不良を起こしてしまうことがあるのでバッテリーの脱着を行ってみましょう。もし取り外しできないタイプの場合はこの方法はできないので無理やり取り外そうとはしないでください。
バッテリーの寿命の場合ですが、通常はバッテリーは2年から3年程度は持つものですが上記で説明したように完全放電を行ってしまったり、充電を行いながらスマホを使っていたり頻繁に充電を行っていた場合はバッテリーの劣化が早く進んでしまうため、一般的なバッテリーの寿命よりも早い段階で寿命を迎えてしまいます。
バッテリーが寿命を迎えてしまっている場合、自分で交換できるタイプであればバッテリーを取り寄せて付け替える、交換できないタイプの場合はメーカーにバッテリー交換を依頼しましょう。また、バッテリーの交換後は上記に書いたようなバッテリーの劣化に繋がるスマホの使い方はしないように注意しましょう。
Androidスマホの修理を依頼する
上記の対処法を試してもAndroidスマホの充電が行えない場合は、Androidスマホを修理に出しましょう。Androidスマホを修理に出すには、docomoなどのキャリア窓口で依頼する・お使いのAndroidスマホのメーカーサポートに依頼するといった方法があります。
修理は有料ですが、Androidスマホの保証期間内であれば修理や交換が無料になることもあります。もし保証期間内であれば、早めに修理に出したほうが良いでしょう。保証期間外でも約5,000円前後でバッテリーの交換が行えることがほとんどです。
ただし、修理の際にはデータの初期化が行われてしまうことがほとんどです。Androidスマホを修理に出す前に、データのバックアップは行っておきましょう。
また、キャリアやメーカーに修理を依頼するのではなく、電気屋さんや個人の修理サービスに依頼するという方法もあります。
こちらの方法で修理を行ってもらう場合、正規の修理サービスよりも早く修理される・費用が安く済む可能性があるなどのメリットがありますが、正規の修理でないためメーカーサポートを受けられなくなってしまうなどのデメリットも発生してしまう点に注意しましょう。