インスタグラムで『いいね』の数が非表示に?
若者を中心に幅広い世代で利用されているSNSツールの『Instagram』。
ツイッターやフェイスブックなどいろいろなSNSがありますが、インスタグラムは文章もつけられますが『写真』投稿がメインのツールとなっていて、本当にいろいろなジャンルのいろいろな写真が投稿されています。
写真がメインということで、検索をかけた時に関連する写真が一覧で表示されるため、調べものにも適していますよね。
そんなインスタグラムでは、自分が投稿したものでもそれ以外でも、投稿画像の下にハートマークがあり、それをタップすることによって『いいね』することができます。
いいねの数が多いと、より多くの人から反応をもらうことができたと感じられますし、この写真が良かったのだと思えます。
ですが現在、
- 日本
- オーストラリア
- ブラジル
- カナダ
- アイルランド
- イタリア
- ニュージーランド
の計7カ国で、この『いいね』の数を非表示にするというテストが実施されているんです…!
なぜ非表示にするテストが実施されてるのか
そのため、多くのいいねの数を稼ぐことができるように、写真だけのために食べ物を購入したり、ブランド物を購入したり話を盛ってみたり、見栄を張って過激な行動をとってしまうということが増えてきています。
いいねの数が少ない投稿を消すというのもあるあるですね。日本では『インスタ映え』という言葉が流行語にもなったように、若い世代を中心としてインスタに載せた時に映えるような写真を撮ることに力を入れる人が多くなっています。そのことによってカフェや食べ物、スポットがすぐ話題になることで問題も起きたりしてしまいますしね。
インスタグラムでは、そういったいいね数やフォロワー数などのプレッシャーから解放され、自分の好きなものを投稿することができるように、今回のようなテストを実施しているようですね。
いいねを非表示にするとどういう影響が出るか
インスタグラム運営側の狙いとしては、いいねの数が見えなくなったことによって、より投稿された写真の内容に注目すること(写真自体をしっかり評価する)や、ユーザーたちが心地よく利用することができるようにというものです。
実際に、今回実施されているテストについてツイッターで反応を調べてみると、インスタグラム側の目的通り、いいね稼ぎなどの風潮に対していろいろ思っていたために賛成をしているという方もいます。
ですがその反面で、インスタグラムのようなSNSで承認欲求を満たすために利用している人も多いです。そのようなユーザーたちは、いいね数を見ることができなくなった(自分のはタップすることによって見ることができますが)ことによって、インスタグラムから離れてしまうのではという声もあります。
日本でも実施される可能性はあるか
このテストは今年の5月にカナダではじめて実施が開始されました。
そして、上記もしているように7月18日に日本を含む6カ国でも開始されています。対象は全員ではなく、一部の人が対象となっており、全員に適用されているわけではありません。
いまのところはテスト的に実施されているだけということですので、全員を対象として本格的に実施されるのは、近いうちになのかそれともまだ先なのかわかりません。
まとめ
今回は、現在テスト実施されているインスタグラムでの『いいね』の非表示についてご紹介しました。
インスタグラム側の意向は、いいね数が見えなくなることによるプレッシャーの緩和ということですが、ユーザーにとっては実際のところはいろいろな受け取り方があるようですね。
インスタグラムは個人だけのものではなく、企業が自社の商品を広めるために利用したり、インフルエンサーマーケティングも幅広いところで行われています。
今回のインスタグラムのテスト実施によって、どのような影響が出ていくのでしょうか。