WinX HD Video Converter Deluxe
Digiarty Softwareの「WinX HD Video Converter Deluxe 」は、動画の編集と変換・動画から音声の抽出・動画サイトから動画のダウンロード・スライドショーの作成といった幅広い機能を持ったオールインワンソフトです。
様々な機能を搭載していながら、メインの動画変換機能はSD・HDだけでなく4Kの解像度にも対応しており、ハードウェアアクセラレーションにより16倍もの高速変換処理を実現しています。
WinX HD Video Converter Deluxeは下記リンク先の公式ページからダウンロードすることができますよ。リンク先にアクセスしたら、「ダウンロード」ボタンをクリックしてインストーラーをダウンロードしてみましょう。
WinX HD Video Converter Deluxeの使い方
インストール
まずは、ダウンロードした「winx-hd-converter-deluxe.exe」を起動しましょう。「セットアップに使用する言語の選択」が表示されるので、言語が「日本語」になっていることを確認して「OK」をクリックしましょう。
※日本語が選択されていない場合は、言語のボタンをクリックして日本語を選択しましょう。
セットアップウィザードが起動します。「次へ」をクリックして進めましょう。
使用許諾書の同意を求められます。使用許諾書の下に表示されている「同意する」をクリックして選択してから、「次へ」をクリックして進みましょう。
インストール先の指定を行います。デフォルト以外の場所に設定したい場合は「参照」からインストールフォルダを指定すればOKです。デフォルトのまま・もしくはフォルダ指定が完了したら「次へ」をクリックしましょう。
プログラムグループの指定も同様に、デフォルト以外の場所を選択する場合は「参照」から指定しましょう。指定したら「次へ」をクリックして進めます。
追加タスクの選択では、「デスクトップ上にアイコンを作成する」「クイック起動アイコンを作成する」の2つが選択できます。作成するアイコンのチェックボックスをオンにして「次へ」をクリックしましょう。
インストール準備完了画面が表示されるので、設定に問題がなければ「インストール」をクリックしましょう。これでインストールが始まります。
インストールが完了したら「セットアップウィザードの完了」が表示されます。「WinX HD Video Converter Deluxeを実行する」のチェックボックスをオンにしてから「完了」をクリックしましょう。セットアップウィザードが閉じた後に、WinX HD Video Converter Deluxeが起動します。
インストールしたWinX HD Video Converter Deluxeは試用版なので、起動時に製品の購入リンクとライセンスコード入力画面が表示されます。ライセンス登録を行う場合は「すぐ購入」ボタンをクリックして購入を、試用版をそのまま使う場合は「後で私に通知する」ボタンをクリックして進みましょう。
※試用版では簡単な編集しか行えない、動画のダウンロードは5分までといった制限があります。
メインウィンドウ
メインウィンドウは画像のようになっており、ウィンドウ上部に機能ボタン・左側の枠に編集リスト・その下に保存先パス・右側にプレビュー・エンコード設定が表示されています。
ウィンドウ上部の「動画」で動画の編集・変換・音声抽出、「リンク先」で動画サイトからの動画ダウンロード、「画像」でスライドショーの作成が行えます。「クリア」で編集リストの削除、「オプション」からはCPUコアの使用数や出力フォルダの設定が行えます。
ウィンドウ下部の「保存先」入力フォームからファイルの保存先を設定することができます。デフォルトの保存先は「C:\Users\<ユーザー名>\Videos\WinXVideos\」に設定されています。
ウィンドウ右側上部はプレビューになっており、動画の再生・一時停止・スクリーンショット・保存先ファイルを開くことができます。プレビューの下にある各種設定では、ハードウェアエンコーダー・高品質エンジンを使用・インターレース(動画に走る縞々の線)解除・出力ビデオをマージ(結合)・自動コピー(ファイルを直接出力する)を設定することができます。
各種編集が完了したら、「RUN」ボタンをクリックすることでファイルの出力が行われます。
動画を編集・変換する
「動画」ボタンをクリックするとダイアログボックスが表示されるので、編集・変換したいファイルを選択しましょう。
出力プロファイルの一覧が表示されます。左側の出力設定(プリセット)から動画・音楽・デバイスプロファイルを選択して、右側に表示されるプリセット一覧から使用するプリセットを選択して「OK」をクリックしましょう。
通常の動画ファイルのプリセットであれば4K MP4・2K MP4・MP4・AVI・MOVなどのファイル形式が用意されており、音楽変換用のプリセットであればMP3・AAC・WMAなどのファイル形式を選択することができます。また、プリセット名の右側に表示されているスライダーで低品質・高速エンコードか高品質・低速エンコードの設定が可能です。
ファイルとプリセットの選択が完了すると、編集リストに追加されます。リスト下部の「情報」からファイル情報・「編集」から動画への編集・「リネーム」からファイルのリネームが行えます。また、右側の歯車のアイコンからプロファイルの設定が可能です。
「編集」をクリックすると編集メニューが表示され、字幕合成・クロップ・トリミング・オーディオボリュームの調整が行えます。
プロファイルの設定では、ビデオオプションからプリセットの変更やコーデック・フレームレート・解像度・ビットレート・アスペクト比の変更、オーディオオプションからはオーディオコーデック・サンプルレート・チャンネル数・ビットレートの調整が行えます。
編集が完了したら、「RUN」ボタンをクリックすれば編集した動画の出力が開始されます。もし高品質で出力したい場合は、「ハードウェアエンコーダー」でお使いのグラフィックボードのチェックボックスをオンに、「高品質のエンジンを使用」と「インターレース解除」のチェックボックスをオンしてからRUNボタンをクリックしましょう。
ファイルの出力が開始されます。出力が完了すると、自動的に保存先のフォルダが開きますよ。
動画サイトから動画をダウンロードする
「動画」ボタンをクリックすると動画のURL入力画面が表示されるので、ダウンロードしたい動画のURLを入力フォームに貼り付けて「分析」をクリックしましょう。
動画の情報が読み込まれます。プレビューの右側に解像度・フォーマット・ファイルサイズ・コーデックが表示されるので、保存したいものをクリックして選択してから「OK」をクリックしましょう。
編集リストにダウンロードする動画が登録されました。「RUN」ボタンをクリックすれば動画のダウンロードが行われます。
スライドショーを作成する
「画像」をクリックするとダイアログボックスが表示されるので、スライドショーを作成したい画像の入っているフォルダを選択しましょう。次に、動画編集の時と同じく出力プロファイルの選択画面が表示されるので、プリセットを選択して「OK」をクリックしましょう。
編集リストに画像フォルダが登録されます。リストから操作できる項目は動画の時と同じですが、編集の内容は異なっています。
編集画面では、スライドショーの並びや表示間隔の設定、音楽の追加、ファイルの追加が行えますよ。設定を完了したら「RUN」ボタンをクリックして動画を出力しましょう。
WinX HD Video Converter Deluxeの危険性は?
「WinX HD Video Converter Deluxeが便利なのは分かったけど、海外のソフトだから危険性について気になる」というユーザーもいらっしゃるかと思います。
ご安心ください。WinX HD Video Converter Deluxeをアンチウイルスソフトでスキャンしましたが、マルウェアなどは検知されなかったので危険性はないと言っていいでしょう。
簡単操作で動画の編集・変換や音声の抽出・動画サイトから動画をダウンロードできるため、思い立ったらすぐ使える手軽さが好評です。
WinX HD Video Converter Deluxeのレビュー
今回ご紹介した「WinX HD Video Converter Deluxe」のメリット・デメリットをまとめていきます。
メリット
動画の編集・変換までをこのソフト1本でスムーズに行えるほか、音楽だけを抽出したり動画サイトから動画をダウンロードすることができるので色々なシーンで重宝します。出力したい形式を細かく選ぶことができるのも嬉しいポイントですね。
デメリット
簡単に操作ができる一方で、フィルターをかけたり効果を加えるような凝った編集はできないため動画作成に慣れているユーザーには物足りないと思う面もあるかと思います。
まとめ
WinX HD Video Converter Deluxe レビュー!使い方や危険性は?いかがでしたでしょうか。
ソフト一本で動画の編集や変換に音声の抽出・動画サイトからの動画ダウンロード・スライドショーの作成が簡単に行えるのがWinX HD Video Converter Deluxeです。パソコンに不慣れな人でも簡単に使いこなすことができるほど操作面が簡単なので、他の動画編集ソフトでつまづいてしまったという人にもおすすめですよ。ぜひダウンロードしてみてくださいね。