Thumbs.dbとは?
写真や画像などをまとめて格納しているフォルダに、謎の「Thumbs.db」というファイルが作成されているのを見かけますよね。拡張子も良く分からない勝手に作られているこのファイルが一体どういったファイルなのか気になる方もいらっしゃるかと思います。
Thumbs.dbというファイルは、フォルダ内に存在する画像を縮小表示している時に作成されているサムネイルのキャッシュファイルです。Thumbs.dbがあることによって、画像のサムネイルが素早く表示されるわけですね。ただし、フォルダ内の画像が多ければ多いほどThumbs.dbのファイルサイズも膨れ上がってしまうため、画像をたくさん保存しているユーザーの場合Thumbs.dbによるデータ圧迫に悩まされることもあるかと思います。
Thumbs.dbは消せない?削除する方法
特にThumbs.dbを別のプログラムで開いているわけでもないのにこのような表示が出て削除できなくなってしまった場合、フォルダ内の画像を全部削除したとしてもThumbs.dbだけは残り続けてしまいます。強制削除を行うこともできずこのまま削除できないように思えてしまいますが、実は簡単にThumbs.dbを削除する方法があります。
Thumbs.dbを削除するには、Thumbs.dbを格納しているフォルダを別の場所に移動してからThumbs.dbの削除を行えばOKです。これで、「エクスプローラーによってファイルは開かれているため、操作を完了できません。ファイルを閉じてから再実行してください。」を回避してThumbs.dbを削除することが可能となります。
Thumbs.dbを一括で削除する方法
上記の方法でThumbs.dbを削除することが可能となりますが、Thumbs.dbは画像の入っているフォルダごとに存在しているため、一つずつフォルダを移動→Thumbs.dbを削除→フォルダの位置を戻すといった作業を行うのは大変ですよね。そこで、コマンドを記入したバッチファイルを作成してThumbs.dbを一括で削除してみましょう。
cd d:\
del /ah /s thumbs.db
あとは、このバッチファイルを実行することでThumbs.dbの一括削除が行われますよ。バッチファイルは何度でも使えるので、Thumbs.dbの肥大化が気になった時に実行するようにしましょう。