リモートデスクトップソフト「AnyDesk」を使って簡単にパソコンを遠隔操作する方法!

リモートデスクトップソフト「AnyDesk」を使って簡単にパソコンを遠隔操作する方法!

フリーソフト「AnyDesk」はリモートでのパソコンの遠隔操作を可能にするため、大変便利です。PCを遠隔操作できるようになれば作業効率も高まりますよね。この記事では、AnyDeskとは何か、またその導入方法や使い方について解説します。


目次[非表示]

  1. AnyDeskとは?
  2. AnyDeskの導入方法
  3. AnyDeskの使い方

AnyDeskとは?

AnyDesk(エニーデスク)をご存じでしょうか?AnyDeskとはPCを遠隔操作できるソフトです。例えば会社にあるパソコンから自宅のパソコンにAnyDeskを使い、リモートコントロールすることも可能です。

無料でWindows、Macともに使えアクセス制限のセキュリティもいいので多くのユーザーにいい評判をもらっています。

前からAnyDeskが気になっていた!どうやって使うの?というユーザーの方の為に今回は、リモートデスクトップソフト「AnyDesk」を使って簡単にパソコンを遠隔操作する方法について解説します。

AnyDeskの導入方法

AnyDeskを使うには、操作をする方もされる方もAnyDeskをダウンロードする必要があります。AnyDeskをダウンロードする方法は簡単です。

 

まずは下記のリンクからAnyDeskを開いてください。

AnyDeskwo
AnyDeskが開いたら「無料ダウンロード」をクリック
AnyDeskが開いたら「無料ダウンロード」をクリックします。

これだけでダウンロードが開始されます。時間も数秒でダウンロードが終わります。

AnyDeskの使い方

それではAnyDeskの使い方について解説します。

1.遠隔操作する方法

まずは【操作される側】、【操作する側】のパソコンにAnyDeskをダウンロードした後、AnyDesk実行してください。

AnyDeskが起動したら操作される側の画面の9桁の数字を操作する側に伝える
AnyDeskが起動したら【操作される側】の人の画面の左に表示されている9桁の数字を【操作する側】の人に伝えます。

この9桁の数字はすごく大切な数字です。もし他の方にこの数字がバレてしまうと、他の方に遠隔操作されてしまう可能性があります。この9桁の数字が他の方にバレない様に注意してください。

9桁の数字を「ほかのワークスペースのAnyDeskアドレスを入力してください。」に入力
【操作する側】の人は【操作される側】の人に教えてもらった9桁の数字を画面の「ほかのワークスペースのAnyDeskアドレスを入力してください。」に入力して「接続」をクリックします。
【操作される側】「承認」をクリック
【操作される側】の画面に「承諾」と「拒否」という接続に関するメッセージが表示されるので「承認」をクリックしてください。

すると【操作される側】の画面が【操作する側】に表示されます。

2.無人アクセスを許可する

先ほど解説したやり方では一々【操作される側】が「承認」をクリックしなければAnyDeskは使えませんが、それでは不便・・・というユーザーの方もいらっしゃると思います。

そんな時は無人アクセスを許可してください。無人アクセスを許可すると設定したパスワードを入力することで、わざわざ【操作される側】が「承認」をクリックしなくても【操作される側】のパソコンを遠隔操作することができます。無人アクセスの許可について詳しく解説します。

AnyDeskを開き右上にある3本線をクリック→「設定」をクリック
まずは【操作される側】のパソコンのAnyDeskを開き右上にある3本線をクリックします。するとメニューが表示されるので「設定」をクリックします。
「設定」の「セキュリティ」をクリック
「設定」が開いたら「セキュリティ」をクリックします。
「無人アクセスを許可する」にチェックを入れる
「セキュリティ」が開いたら「無人アクセスを許可する」にチェックを入れます。
「ワークスペースへのパスワードを変更する」でパスワードを入力し「適用」をクリック
「ワークスペースへのパスワードを変更する」が表示されたらパスワードを入力し「適用」をクリックします。

これでパスワードの設定が出来ました。このパスワードを【操作する側】を教えてください。

ここからは【操作する側】の操作方法です。

9桁の数字を画面の「ほかのワークスペースのAnyDeskアドレスを入力してください。」に入力して「接続」をクリック
先ほどと同じように、【操作する側】の人は【操作される側】の人に教えてもらった9桁の数字を画面の「ほかのワークスペースのAnyDeskアドレスを入力してください。」に教えてもらった9桁の数字を入力して「接続」をクリックします。
「パスワードは必須です」の画面でパスワードを入力
すると「パスワードは必須です」という画面が開くので【操作される側】の人に教えてもらったパスワードを入力します。

これで遠隔操作ができます。

3.ファイルを転送する

次はAnyDeskの機能について解説します。

AnyDeskのアイコン
AnyDeskの右上にはズラッとアイコンが並んでいます。それぞれのアイコンと機能について解説します。
Anydeskの「→」のアイコン
まずはこの「→」のアイコンからです。「→」のアイコンはファイル転送機能のアイコンです。
Anydesk

クリックすると【操作する側】と【操作される側】の2つの画面が表示されます。まずは【操作する側】のファイルを転送する方法を解説します。
 

  1. まず送りたいファイルを選択します。
  2. 選択したら右上にある「↑」のアップロードのアイコンをクリックします。

これで【操作される側】にファイルを送ることができます。

次は【操作される側】の操作方法を解説します。

  1. まず送りたいファイルを選択します。
  2. 選択したら左上にある「↑」のアップロードのアイコンをクリックします。

これで【操作する側】にファイルを送ることができます。

4.チャット

Anydeskのチャットアイコン
この吹き出しのマークのアイコンは、チャット機能のアイコンです。【操作する側】と【操作される側】でチャットを利用することができます。

5.操作

Anydeskの雷のアイコン
次は雷マークのアイコンです。このアイコンをクリックすると様々な操作ができます。

操作でできる事は下記の通りです。
 

  • 権限昇格をリクエストする
  • アクセス方向を反転する
  • Ctrl + Alt + Delete
  • スクリーンショットを撮る
  • コンピューターを再起動する
  • TCP トンネリングを設定します

以上のことが操作からできます。

「アクセス方向を反転する」は【操作する側】と【操作される側】を逆にすることができ、場面によって使い分けると便利です。

6.キーボードの配列

Anydeskのキーボードのアイコン
キーボードのアイコンはキーボードの配列の変更ができます。

7.表示の設定

Anydeskのディスプレイのアイコン
次はディスプレイのアイコンです。このアイコンをクリックすると表示の設定が変更できます。

  • 全画面モード
  • 元のサイズ
  • 縮小
  • 拡大
  • 解像度を調整する
  • オリジナル
  • 補正処理
  • 高速接続タイプを検出する応答
  • ほかのマウスポインタを表示する
  • リモートカーソルをフォローする
  • 別ウインドウヘルプ

以上の事ができます。

8.パーミッション

Anydeskのパーミッション機能のアイコン
この盾のようなアイコンはパーミッション機能です。クリップボードを同期するなどチェックを入れる事で、使えるようになる機能が表示されます。

  • 音声送受信
  • キーボードとマウスを制御する
  • クリップボードを同期する
  • ユーザー入力をロックする
  • セッション終了時にワークステーションをロックする

以上の機能が設定できます。

9.ホワイトボード

Anydeskのホワイトボード機能のアイコン
ペンのアイコンはホワイトボード機能です。フリーハンドで画面に線などを書き込むことができます。

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