TuneBrowserとは?
TuneBrowserとは、ハイレゾ音源を含むあらゆる音声ファイルを再生することができる無料の音楽プレイヤーソフトです。
ソフトウェア名に「ブラウザ」が含まれているので、一見するとEdgeやGoogle ChromeのようなWebブラウザをイメージするかもしれませんが、その実態は高機能ミュージックプレイヤーです。
ステレオ・サラウンド音声なら左右の音(パン)を入れ替えられたり、強制的にモノラル出力にすることが可能です。
ほかにもミュージックプレイヤーを終了したときに再生した音楽を中断されたところから再生できるレジューム再生機能・CDの取り込み機能で直接インポートするなど、ミュージックプレイヤーとして必要な機能が一通り揃っており、音楽再生ソフトとして優秀です。
TuneBrowserをインストールする方法
TuneBrowserは公式サイトから入手できます。まずはTuneBrowser公式サイトにアクセスしましょう。
AVX2とは音声をより高音質で再生できる技術の一つで、2013年以降のモデルのCPUで採用されています。AVX2非対応PCでAVX2バージョンをインストールしようとすると失敗してしまうので、よくわからない場合は「64bit Version」のEXEをダウンロードすることをお勧めします。
セットアップウィザードを終了しましょう
TuneBrowserの使い方
基本的にデフォルトで構いませんが、音楽の保存先フォルダを別ドライブにしている場合など、保存先フォルダを変更している場合は[追加]を押して音楽を保存しているフォルダ(検索対象のフォルダ)を追加しましょう。
追加し終えたら[OK]を押してインポートを開始します。
ここまでがTuneBrowserの初回セットアップ部分になります。続いては基本的な使い方を解説していきます。
音楽の再生方法
音楽の再生はかんたんですが、他の音楽プレイヤーと操作が少し異なるため、しっかり確認しておきましょう。
スペースキーやエンターキーを押しても再生できないので注意しましょう。
歌詞情報が埋め込まれていた場合は、再生時に歌詞が表示されるようになります。TuneBrowserは歌詞を埋め込む機能は用意されていないので、歌詞を表示したい場合は歌詞の埋め込みに対応した別のソフトウェアを探すようにしてください。
プレイリストの作成・再生
独自のプレイリストを再生して、好きな音楽だけ好きな順番に再生させることもできます。
あとは同様の手順で好きな音楽をプレイリストに追加していってください。追加し終えたら、最初に紹介した音楽の再生方法と同じ方法で再生することができます。
エフェクトをかける
TuneBrowserではいくつかエフェクトが用意されており、エフェクトをかけることで音楽に変化が現れます。
そんなエフェクトについていくつか紹介します。音楽再生中にエフェクトをかける場合は一瞬だけ音楽が停止するので覚えておいてください。
左右の音を入れ替える(ステレオ・サラウンド音源のみ)
これで左右の音触れが完全に入れ替わります。左右の音振りが顕著な音楽の場合は、新鮮味や違和感を感じるかもしれません。
強制的にモノラル音源にする
ステレオ・サラウンド音声だと音振りが激しく音に酔ってしまうという場合は、強制的にモノラル音源にするのがおすすめです。
強制的にモノラル化するにあたって少し音声が変化しますが、左右から聞こえる音が統一化されるため、音楽によっては聴きやすくなります。
ただし、モノラル化にあたって一部のトラックの音が消失することがあるので注意してください。
ボリュームを調整する
当然ながらボリュームを調整する機能も用意されています。
ただし、音を小さくする方向にしか調整できず、元々ボリュームが小さい音楽のボリュームを大きくすることはできないので注意しましょう。
イコライザーは非搭載
いくつかエフェクトが用意されているTuneBrowserですが、音量バランスを統一する際に使われるイコライザーは搭載されていません。
そのため、音量バランス型が激しい音楽を連続して再生する場合は注意してください。
テーマを変更する方法
TuneBrowserの見た目である「テーマ」を変更することが可能です。