ManyCamとは?
ManyCamとは、YouTubeやSkypeなどでストリーミング配信を行うためのフリーソフトです。
ManyCamを使うことでPCの映像を配信することができるため、ゲーム実況やデスクトップ操作の画面を共有する際などにとても役立つソフトウェアとなっています。
全機能を使うには有償版を購入する必要がありますが、無料版でも充分すぎるくらいの機能が揃っているので、有償版が必要になるケースはあまりないでしょう。
YouTube・Twitch・Skypeなどなど、各種配信サービスごとの設定を保存しておけるので、複数プラットフォームで配信をする場合も、設定さえ終わらせてしまえば後は簡単です。
ManyCamの導入方法
それではManyCamを導入していきましょう。
MaryCamは、公式サイトからインストーラーを入手できます
使うだけなら購入する必要はないので間違えないようにしてください。
ダウンロードしたインストーラーを起動します。
[I Accept]を押すとインストールが開始されます。
怪しいソフトであればキャンセルすべきですが、ManyCamは安全なソフトなので[アクセスを許可する]を押して、WindowsでManyCamを使って配信できるようにファイアウォールでブロックしないようにしましょう。
ManyCamが日本語化されていない場合
インストール時の言語選択でJapaneseを選んでいたらManyCamは日本語化されていますが、環境によっては日本語化されていないときがあります。
これでManyCamの導入が完了しました。
ManyCamの使い方
ここからはManyCamの使い方を見ていきましょう。
キャプチャ対象の設定
初めはキャプチャ対象は何も設定されていないため配信画面が真っ暗な状態になっています。
デスクトップやソフトウェアのウィンドウの映像を映したい場合は[デスクトップ]から選択しましょう。
フレームレートの変更
ManyCamはデフォルトで30FPSになっています。
フレームレートを上げると配信の負荷が高くなるので、配信が重すぎるというときはフレームレートを下げてみてください。
レイヤーの追加
ManyCamは複数のレイヤーを追加することができます。
レイヤー機能を使えばゲーム画面とWebカメラの映像を同時に出力することも可能です。
音声ソースの選択
PC音声とマイク音声の両方をミックスさせる場合は音声設定から行いましょう。
音が多重になる問題などもこちらの音声設定を変更すれば解決することが多いですし、マイクだけミュートにするときもこの画面を開くので、頻繁に使うことになるでしょう。
録画
ManyCamは配信用ソフトウェアですが、動画キャプチャソフトとしても使うことができます。
スクリーンショットの撮影
スクリーンショットの撮影も可能です。
ManyCamを使った配信方法
ManyCamはストリーミング配信ソフトであるため、Youtubeなどで配信することが可能です。
ここでは例としてYoutube・Skypeを使った配信方法を紹介します。
Youtube
この際、Youtubeライブストリーミングが有効化されているアカウントでログインしてください。Youtubeのライブストリーミング機能はデフォルトではオフになっているので、忘れずYouTube側で有効化しておきましょう。
この方法を使った場合はストリームキーが自動的に設定されるため、YouTube Studioでストリームキーを取得する必要はありません。
あとはYouTube Studioから配信設定を行って配信を始めるだけです。
Skype
Skypeでのストリーミング配信も可能です。ただし、YouTubeと違った設定が必要です。
ManyCam側での操作はほとんどありませんが、Skype側で表示する映像をManyCamのものにしなければなりません。
ビデオソースを[ManyCam Video Source]にしてしまえば、あとはManyCamで設定した映像がSkypeでも流れるようになります。
配信開始ボタンやキャプチャ開始ボタンを押す必要はないので注意してください。