ManyCamの導入方法と使い方をご紹介!

ManyCamの導入方法と使い方をご紹介!

ライブストリーミング配信するには、通常の動画キャプチャーソフトではできず、専用のソフトウェアを使う必要があります。そんなライブストリーミング配信ができるのがManyCam。今回はManyCamについて、導入方法や使い方を解説していきます。


目次[非表示]

  1. ManyCamとは?
  2. ManyCamの導入方法
  3. ManyCamの使い方
  4. ManyCamを使った配信方法

ManyCamとは?

ManyCamとは、YouTubeやSkypeなどでストリーミング配信を行うためのフリーソフトです。

ManyCamを使うことでPCの映像を配信することができるため、ゲーム実況やデスクトップ操作の画面を共有する際などにとても役立つソフトウェアとなっています。

全機能を使うには有償版を購入する必要がありますが、無料版でも充分すぎるくらいの機能が揃っているので、有償版が必要になるケースはあまりないでしょう。

YouTube・Twitch・Skypeなどなど、各種配信サービスごとの設定を保存しておけるので、複数プラットフォームで配信をする場合も、設定さえ終わらせてしまえば後は簡単です。

ManyCamの導入方法

それではManyCamを導入していきましょう。

MaryCamは、公式サイトからインストーラーを入手できます

ManyCam - 公式サイト
[無料でダウンロード]をクリック
公式サイトにアクセスしたら[無料でダウンロード]をクリックします。

使うだけなら購入する必要はないので間違えないようにしてください。

ダウンロードしたインストーラーを起動します。

[Japanese]を選択
初めにインストール時に使用する言語を選択する画面が表示されますが、ManyCamは日本語版が用意されているので[Japanese]を選んで先に進めましょう。

[I Accept]を押すとインストールが開始されます。

インストール完了画面
この画面が表示されたらインストール完了です。
Windowsセキュリティの警告画面
ManyCamが起動させると、初回起動時にはこのようなメッセージが表示されることがあります。

怪しいソフトであればキャンセルすべきですが、ManyCamは安全なソフトなので[アクセスを許可する]を押して、WindowsでManyCamを使って配信できるようにファイアウォールでブロックしないようにしましょう。

ManyCamが日本語化されていない場合

インストール時の言語選択でJapaneseを選んでいたらManyCamは日本語化されていますが、環境によっては日本語化されていないときがあります。

歯車アイコンをクリック
日本語化されていない場合は、ManyCam右上の歯車アイコンをクリックしてください。
[言語]を一度ほかの言語に切り替え、再度[日本語]を選択
[言語]を一度ほかの言語に切り替えたあと、もう一度[日本語]を選んでみてください。設定画面のテキストなどが日本語化されるはずです。

これでManyCamの導入が完了しました。

ManyCamの使い方

ここからはManyCamの使い方を見ていきましょう。

キャプチャ対象の設定

初めはキャプチャ対象は何も設定されていないため配信画面が真っ暗な状態になっています。

配信画面
まずは真っ暗な配信画面中央にある[+]をクリックしてください。
映したい項目を選択
何を映し出すか選択する項目が一覧表示されるので、好きなものを選択してください。

デスクトップやソフトウェアのウィンドウの映像を映したい場合は[デスクトップ]から選択しましょう。

配信画面が表示された
このように映し出されたら設定完了です。

フレームレートの変更

ManyCamはデフォルトで30FPSになっています。

[30fps]と書かれた箇所をクリック
フレームレートを上げてなめらかにしたい場合は、配信画面右上にある[30fps]と書かれた箇所をクリックして切り替えましょう。

フレームレートを上げると配信の負荷が高くなるので、配信が重すぎるというときはフレームレートを下げてみてください。

レイヤーの追加

ManyCamは複数のレイヤーを追加することができます。

レイヤー機能を使えばゲーム画面とWebカメラの映像を同時に出力することも可能です。

[新しいレイヤーを追加]を選択
レイヤーを追加する場合は、配信画面を右クリックして[新しいレイヤーを追加]を選択してください。
[+]を押して出力対象のウィンドウやWebカメラを指定
小さなレイヤーが1つ追加されるので、あとは配信画面を設定した時と同じように[+]を押して出力対象のウィンドウやWebカメラを指定してあげるだけです。

音声ソースの選択

PC音声とマイク音声の両方をミックスさせる場合は音声設定から行いましょう。

「サウンドアイコン」をクリック
音声設定を行う場合は、右端のサウンドアイコンをクリックします。

音が多重になる問題などもこちらの音声設定を変更すれば解決することが多いですし、マイクだけミュートにするときもこの画面を開くので、頻繁に使うことになるでしょう。

録画

ManyCamは配信用ソフトウェアですが、動画キャプチャソフトとしても使うことができます。

「レコーディングアイコン」をクリック
配信せずに動画キャプチャしたい場合は、レコーディングアイコンをクリックしてください。クリックするとキャプチャが開始されます。
キャプチャ中は「レコーディングアイコン」に赤丸アイコンが付く
キャプチャ中はレコーディングアイコンに赤丸アイコンが付いた状態になり、もう一度クリックするとキャプチャを終了します。
PC>ビデオ>ManyCamフォルダ
キャプチャした動画はビデオライブラリのManyCamフォルダにmp4形式で保存されています。

スクリーンショットの撮影

スクリーンショットの撮影も可能です。

「カメラアイコン」をクリック
スクリーンショットを撮影したい場合はカメラアイコンをクリックするだけです。

ManyCamを使った配信方法

ManyCamはストリーミング配信ソフトであるため、Youtubeなどで配信することが可能です。

ここでは例としてYoutube・Skypeを使った配信方法を紹介します。

Youtube

ストリーミング開始ボタンをクリック
Youtubeで配信する場合は、まずストリーミング開始ボタンを押してください。まだ設定をしていないので配信ボタンを押したらいきなり開始されることはありません。
Youtube[ログイン]をクリック
次に、Youtubeの[ログイン]をクリックします。
Googleアカウントでログインする
Googleアカウントのログインを要求されるので、ログインしてアクセスリクエストを許可してください。

この際、Youtubeライブストリーミングが有効化されているアカウントでログインしてください。Youtubeのライブストリーミング機能はデフォルトではオフになっているので、忘れずYouTube側で有効化しておきましょう。

配信状態をオンにする
ログインしたあと配信状態をオンにすると、ライブストリーミングが開始されます。

この方法を使った場合はストリームキーが自動的に設定されるため、YouTube Studioでストリームキーを取得する必要はありません。

あとはYouTube Studioから配信設定を行って配信を始めるだけです。

Skype

Skypeでのストリーミング配信も可能です。ただし、YouTubeと違った設定が必要です。

ManyCam側での操作はほとんどありませんが、Skype側で表示する映像をManyCamのものにしなければなりません。

[ManyCam Video Source]を選択
ManyCam起動中はビデオソースに[ManyCam Video Source]が追加されているので選択しましょう。

ビデオソースを[ManyCam Video Source]にしてしまえば、あとはManyCamで設定した映像がSkypeでも流れるようになります。

配信開始ボタンやキャプチャ開始ボタンを押す必要はないので注意してください。


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