Screenpressoとは?
Screenpressoとは、無料で使用することができるスクリーンショットソフトウェアです。海外産ですが日本語にも対応しており、別途日本語化パッチをあてる必要もありません。
様々な操作にショートカットキーが事前に割り当てられているため慣れてしまえばかなり使いやすく、咄嗟のスクリーンショット撮影もお手の物です。
一応有料版が存在しますが、スクリーンショットの撮影・編集・共有だけなら無料版Screenpressoで十分なくらいです。
Screenpressoの機能
Screenpressoはスクリーンショットに特化したソフトウェアですが、様々な機能が搭載されています。
Screenpressoの主な機能をいくつか見てみましょう。
範囲指定してキャプチャ
Windows10にもスクリーンショット機能が搭載されていますが、範囲を指定してキャプチャすることはできず、必ず全画面キャプチャになってしまいます。
ですが、Screenpressoは範囲を指定してキャプチャすることができ、キャプチャ段階で不要な領域をカットすることができます。
キャプチャ範囲を指定するのではなく、キャプチャしたいウィンドウをクリックすると自動で範囲指定されるため、ウィンドウピッタリサイズのキャプチャをすることも可能です。
4Kスクリーンショットのキャプチャもできるようですので、高解像度高画質でキャプチャしたい方でも安心でしょう。
タイマー撮影
デジカメにあるような遅延キャプチャも行えます。
シャッターキーを押してから数秒後の画面をキャプチャすることができるので、少しトリッキーな撮影をしたいときに役立つでしょう。
編集機能
キャプチャしたスクリーンショットを他のソフトウェアを使わず直接加工することができます。
録画機能
実はScreenpressoには録画機能も搭載されています。簡易的なものではありますが、動画撮影も出来てしまうので、ちょっとした動画をキャプチャしたい時に便利です。
共有機能
Screenpressoは、直接Google DriveやDropboxにアップロードする機能が用意されています。
このように、さまざまな機能がScreenpressoに搭載されています。
Screenpressoのダウンロード
それでは早速Screenpressoをダウンロードする方法を見ていきましょう。
Screenpressoは公式サイトからダウンロード可能です。
エンタープライズ版は企業向けScreenpressoです。
数秒後ダウンロードが開始されます。
ダウンロードが完了したらインストーラーを起動します。
インストールせずに起動する方法がありますが、こちらは使いづらいのでお勧めしません。
インストールボタンを押すと急に画面が消えますが、何もエラーが表示されず画面が消えたらインストール成功しています。
インストールでエラーが出た場合
使用しているWindowsの環境によってはエラーが発生してインストールできないという時があります。
これはインストールされている.NET Frameworkのバージョンが古いことが原因です。
Screenpressoは比較的新しい.NET Frameworkであるバージョン4.7以上をインストールしておく必要があり、バージョン4.6以下しかインストールされていないWindowsではScreenpressoをインストールできません。
ダウンロードできる項目は複数ありますが「.NET Framework」の「Run Apps」です。間違えないようにしましょう。
インストール完了後、もう一度Screenpressoをインストールしてみてくださいね。
Screenpressoの使い方
インストールが完了して使う準備が整ったと思うので、次はScreenpressoの使い方を見ていきましょう。
スクリーンショットの撮り方
スクリーンショットはとても簡単に撮影できます。
まずはキーボードのPrintScreenキーを押します。
使用するキーボードによってはテキストが省略されて"prt sc"のようになっていることもあります。
PrintScreenが見つからない場合は、上の写真のキーボードのように略称になっているかもしれないので探してみてください。
クリックしたら画面が少し暗くなるので、キャプチャしたい範囲をドラッグして選択します。
各スクリーンショットを右クリックすると、保存先フォルダを開いたりクリップボードにコピーできたりするので、色々試してみてください。
自動スクロール機能(β版)
β版で開発中のものでありますが、自動スクロールキャプチャ機能もあります。
自動スクロールキャプチャはWindowsキーとShiftキーを押しながらPrintScreenキーを押すことで起動できます。
β版ということもあって使い勝手にかなりクセがあり、一度使ってみないと分かりづらいのです。
やり方は、通常のスクリーンショットと同じようにキャプチャ範囲を指定します。
次に、スクロールしながらキャプチャする画面がその前のキャプチャ画面と重なる部分ができるようにマウスを左クリックします。
スクロールし終わったら右クリックで完了し、画像を結合します。
撮影したスクリーンショットの編集方法
矢印や図形の挿入、テキストの書き込みなどあらゆることができるので、様々な加工機能を実際に使って試してみてください。
スクリーンショットの共有方法
Google DriveやDropboxへのアップロードやScreenpressoにアップロードして共有URLを発行して他の方と共有する方法もカンタンです。
今回は共有URLを発行して共有する方法を紹介します。
Screenpressoの評判
Screenpressoは軽量で利便性が高いことから、評判はかなり良いです。
スクリーンショットを撮影できるのはもちろんのこと、わざわざScreenpressoのウィンドウを開かなくても、PrintScreenキー1つでスクリーンショットを起動できてワンクリックで撮影できる手軽さがかなり好評です。
また、過去にキャプチャしたスクリーンショットは一覧表示されるので、撮影したスクリーンショットを見つけやすいというのも評判が良い理由の一つです。
一応Screenpressoには有料版が存在するのですが、あまりにも無料版の使い勝手が良すぎていずれ一部機能が有料版専用になってしまわないか不安になる方がいるほどです。
過去に脆弱性があってウイルス侵入に悪用された事例もなく、安心して使っていけるのも高評価です。
まとめ
Screenpressoは非常に使いやすいにもかかわらず、無料で利用できるフリーソフトです。
フリーソフトなしでもWindows10標準機能でスクリーンショットを撮影することは可能ですが、かなり使いづらいためお勧めできません。
もし、使いやすいスクリーンショットソフトを探しているならScreenpressoを試してみてください。