Outlookのpstファイルとは?
Outlookにおけるデータは「.pst」というデータファイルにまとめられています。このファイルをバックアップすることで、環境移行時にOutlookのデータを持っていくことができますよ。
ちなみに、.pstファイルは容量制限が存在しています。Outlook2010以降のバージョンではデータサイズが50GBが限界となっており、これ以上のサイズになるとファイルが開かなくなるので注意しましょう。
Outlookのpstファイルをエクスポートする方法
それでは、Outlookのpstファイルをエクスポートする方法を説明します。まずはデスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コントロールパネル」をクリックしましょう。
コントロールパネルが表示されるので、「ユーザーアカウント」をクリックしましょう。
ユーザーアカウントの項目一覧から「Mail(Microsoft Outlook 2016)」をクリックしましょう。
「メール設定」ウィンドウが表示されるので、「データファイル」をクリックしましょう。
「アカウント設定」ウィンドウが表示されます。「データファイル」タブで、プロファイルの名前と保存場所のパスが表示されているので、エクスプローラーからこのパスのフォルダを開きましょう。そこに.pstファイルがあるので、これをコピーしてバックアップすればOKです。Outlookのpstファイルをインポートする方法
Outlookのpstファイルをインポートする方法は、まずウィンドウ左上の「ファイル」をクリックしてアカウント情報画面を開き、左側メニューの「開く/エクスポート」をクリックして開く画面の「インポート/エクスポート」をクリックしましょう。
「実行する処理を選択してください」一覧で「他のプログラムまたはファイルからのインポート」を選択して「次へ」をクリックします。
インポートするファイルの種類は「Outlook データファイル(.pst)」を選択して「次へ」をクリックします。
インポートするファイルを「参照」から選択したら、オプションの「重複したらインポートしない」をオンにして「次へ」をクリックしましょう。
あとはインポートするフォルダーを選択して「完了」をクリックすればインポートされますよ。