GOM Encoderの特徴
GOM Encoderは無料で使えるエンコーダーでありながら、高画質かつ高速でエンコードできる性能を持っています。
無料版の場合はGOM Encoderのロゴが強制挿入されたり、エンコードできる動画時間が最大10分に制限されるなどがありますが、MP4以外の形式にもエンコードできるマルチエンコーディング機能や字幕追加機能・スクリーンショット機能など便利な機能が無料版でも使えるようになっています。
有料版(拡張版)であれば動画から音声のみMP3形式で抽出できたり動画時間の制限がなくなるなど、GOM Encoderの全機能が開放されます。
GOM Encoderの導入方法
さっそくGOM Encoderをダウンロードして導入していきましょう。GOM Encoderは公式サイトのダウンロードページから入手できます。
インストーラをダウンロードしたら起動します。
初回起動
GOM Encoderをインストールして初めて起動したときはライセンスキーの入力画面が表示されます。
エンコード設定についてよく理解していて、どれが不要なプリセットかすぐにわかる場合はチェックを外してカスタマイズしましょう。それ以外の方は何も弄らず[キャンセル]を押すのが無難です。
GOM Encoderの使い方
ここからはGOM Enocderの使い方を解説していきます。
動画をエンコードする
まずは動画をエンコードする方法を見ていきましょう。
すると動画がリストに追加されます。この状態で[開始]を押すと動画をエンコードして変換できます(エンコード設定については後述)。
複数動画を同時にエンコードすることができるので、動画を2本以上リストアップした後に一括で変換することが可能です。
出力・エンコード設定
エンコード時の画質や解像度、フォーマット形式は左下の[エンコードオプション設定]で簡単に変更できるようになっています。
GOM Encoderの評判
GOM Encoderはエンコーダーとして非常に優秀で、無料版でロゴが強制挿入されることを除けば評価はかなり高いです。
2014年にGOM PlayerというGOM Encoderと同じ開発元のソフトウェアが自動アップデート機能を悪用されたウイルス感染が起きて騒動になりましたが、GOM Encoderはこれまでセキュリティトラブルなどを起こしたことがありません。
そのためGOM Encoderに関してセキュリティ上の問題があるということはないでしょう。