iPhoneを強制再起動したい
iPhoneにトラブルが発生した際にはiPhoneの再起動が有効です。
主なトラブルとしては、iPhoneがフリーズして操作を受け付けない場合やiPhoneの動作が非常に重く操作が困難な場合、特定のアプリに不具合が生じた場合などが考えられます。iPhoneが充電されない状態になるトラブルも、iPhoneの再起動で解決する場合があります。
iPhoneが正常に動作している場合、スリープボタンを長押しすれば、電源をオフにする画面を表示することができます。
しかし、iPhoneがフリーズしてしまうと一切の操作を受け付けず、通常の電源オフさえ出来なくなります。
パソコンには電源ボタンがあり、システムの状態に関わらず強制終了させ電源を切ることができますが、iPhoneには電源ボタンはありません。
ではiPhoneを強制再起動するにはどうしたらよいのでしょうか？
iPhoneを強制再起動する方法
iPhoneを強制再起動する具体的な方法を、iPhone 7の場合と、iPhone X/XS や iPhone 8の場合に分けて解説します。
※強制再起動は通常の操作を受け付けなくなった場合の最終手段です。iPhoneに保存されていない一部の設定やコンテンツが強制再起動により失われる可能性がありますので、可能な限り通常の操作で電源オフと起動の操作を行ってください。
iPhone 7の場合
音量ダウンボタンと、スリープボタンを同時に長押しします。
数秒経つと、電源をオフにする画面になりますが、指をボタンから離さず長押しを続けます。さらに数秒経つと、画面が消灯し間もなくAppleのマークが表示され、システムが起動します。ロック画面が表示されたら指を離します。
iPhone X/XS、iPhone 8の場合
手順１．音量アップボタンを押して、すぐに指を離します。
手順２．音量ダウンボタンを押して、すぐに指を離します。
手順３．サイドボタンを長押します。
手順３を行うと、電源をオフにする画面になりますが、指をボタンから離さず長押しを続けます。さらに数秒経つと、画面が消灯し間もなくAppleのマークが何度か表示され、システムが起動します。ロック画面が表示されたら指を離します。
まとめ
この記事では、iPhoneを強制的に再起動する方法をご紹介しました。愛用のiPhoneが一切の操作を受け付けなくなると本当に困ります。
もしもの時のために、強制再起動の方法は知っておいたほうがよいでしょう。但し、強制再起動は最後手段です。タイミングによってはiPhoneのシステムにダメージを与えてしまう可能性がありますので、可能な限り通常の操作で電源オフと起動の操作を行ってください。
なお、パスコードを忘れてしまい再起動後にログインできない場合は、iPhoneをリカバリーモードに移行させて所定の操作を行う必要があります。こちらの手順は、別の機会にご紹介します。