拡張子「.eps」のファイルとは?
ビジネスなどで、拡張子が「.eps」のファイルを取り扱ったことはありませんか?デザイナー以外の職種の人だと見慣れないファイル形式なので、どうやって開けばいいのか、開くことのできるアプリケーションは何なのか分からなくて困ってしまうかと思います。
この拡張子が「.eps」のファイルですが、アドビ社が開発したPostScriptを基盤としているベクトルデータとビットマップデータを含んだ画像ファイル形式です。拡張子の部分は「Encapsulated PostScript」の略称となっています。PhotoshopやIllustratorなどで保存することのできるファイル形式で、高品質の画像データとして取り扱うことができます。
拡張子「.eps」のファイルを開く方法
Photoshop・Illustratorから開く
冒頭で説明しているように、Photoshop・Illustratorで保存することのできるファイル形式なので、当然開くことも可能です。「ファイルを開く」から、「.eps」ファイルを指定することで開いて編集することができますよ。
フリーソフトで「.eps」形式のファイルを開く方法
「.eps」形式のファイルを編集するのではなくただ表示させたいという場合は、フリーソフトのビューワーである「XnView」を導入することで「.eps」形式のファイルを確認することができますよ。XnViewの導入方法や使い方は下記リンク先の記事にてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Word・Excelで「.eps」形式のファイルは開ける?
以前は「.eps」形式のファイルをMicrosoftのOfficeソフトであるWord・Excelでも挿入するという形で開く・または使用することができました。しかし、2017年4月のWindows Updateによりセキュリティの問題からWord・Excelで「.eps」形式のファイルを取り扱うことができなくなってしまいました。ですので、Word・Excelで「.eps」形式の画像ファイルを取り扱いたい場合は予め別の形式に保存する必要がある点に注意しましょう。