Serviioとは?
DLNAサーバーを利用したいけど、DLNAサーバーを設定する方法が分からなくて手を出せないという方も少なくないかと思います。そこでおすすめなのが、フリーソフトのDLNAサーバーソフト「Serviio」です。Serviioとは、マルチプラットフォーム対応の無料DLNAサーバーソフトで、WindowsやMac OS・Linuxなど様々な環境で動作させることが可能です。フォルダを指定するだけで簡単にDLNAサーバー化できるので、初心者の方にもおすすめのソフトですよ。この記事では、DLNAサーバー「Serviio」の導入方法と設定をご紹介していきます。
Serviioの導入方法と設定
これで初期設定は完了です。DLNAサーバーにアクセスできるプレイヤーを使用してサーバー内のメディアを閲覧・再生できるかどうか試してみましょう。スマホやタブレット・PCなど同一のネットワークに接続しているデバイスで検索でもOKです。共有フォルダの追加は同様の方法で行うことができるので、後々フォルダを追加したいとなった場合でも簡単にフォルダを追加することができますよ。
Serviioの使い方
Serviioは初期設定を行えば他のデバイスから簡単にアクセスできるようになりますが、細かい設定を行っておくことで更にスムーズにDLNAサーバーにアクセスできるようになります。下記で説明している項目をチェックして、自分に合った設定を行っていきましょう。設定を行った後はウィンドウ下部の「保存」ボタンをクリックして設定を適用することを忘れないようにしましょう。
ポート開放
ServiioはTCPポートの「8895」とUDPポートの「1900」を使用しています。もしスマホなどのデバイスからDLNAサーバーが確認できない場合は、ポート開放を行ってみましょう。Windowsの場合はファイアウォールから特定のポートの通信の許可設定を行うことができます。
プロファイルの設定
トランスコーディング
トランスコーディングを行う際にCPUを使用するので、変換処理を行わせたくない場合は無効化しておいたほうがいいでしょう。また、プロファイル設定が「Generic DLNA profile」になっているデバイスではトランスコーディングは行われません。
メタデータ
「メタデータ」のプルダウンメニューから「オンラインメタデータソース」を選択して「利用可能なDVDカバーまたはポスター画像を取得する」のチェックボックスをオンにするとオンラインからメタデータ検索を行いサムネイルを作成しますが、ファイルと関係のないサムネイルが選ばれてしまうこともある点には注意しましょう。音楽ファイルは「ローカルよりアルバムアートを探す」・画像ファイルは「画像のサムネイルを作成」のチェックボックスをオンにすることでサムネイルが作成されます。
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