WavePadの導入方法と基本的な使い方を解説!

WavePadの導入方法と基本的な使い方を解説!

音声編集機能が多数搭載されたフリーソフト「WavePad」。WavePadがあればほとんどの音声ファイルの編集を行えます。対応している読み込み・書き出し形式も多く扱いやすいのも特徴の一つでしょう。今回はそんなWavePadについて紹介します。


目次[非表示]

  1. WavePadとは?
  2. WavePadの導入方法
  3. WavePadの基本的な使い方

WavePadとは?

WavePadとは、音声ファイルの分割・結合・無音部分の挿入・削除・パン振りなどあらゆる編集を行うことができるフリーの音声編集ソフトです。

WavePadは無料版と有料版の二種類がありますが、無料版でも十分すぎるくらいの機能が用意されており、よっぽど複雑な編集が必要でない限り、音声編集で困ることはないくらいでしょう。

"Wave"がソフトウェア名に含まれているので、Waveフォーマットの音声しか対応していないと思うかもしれませんが、mp3やogg・m4a・m4rなど様々なフォーマットの読み込み・書き出しに対応しているため、わざわざWaveフォーマットに変換して読み込ませる必要がありません。

多機能かつ対応フォーマットが多いほか、音声編集ソフトにはあまり見られないスクラブ再生にも対応している上に最初から日本語に対応していることから評判も高く、人気があるフリーソフトのひとつです。

WavePadの導入方法

それではWavePadをダウンロードして導入していきましょう。WavePadはコチラからダウンロード可能です。

WavePad - ダウンロード
[無料ダウンロード]をクリック
ページにアクセスしたら[無料ダウンロード]をクリックします。クリックするとインストーラーがダウンロードされるので、ダウンロード完了次第起動しましょう。

有料版の評価版がダウンロードされますが、ただの無料版であるためサイトのどのダウンロードリンクからダウンロードしても問題ありません。

ソフトウェア利用規約
インストーラーを起動したらソフトウェア利用規約が表示されます。

初めから「この利用規約に同意する」が選択されているので、そのまま次に進めてください。次に進むとWavePadがインストールされます。

WavePad
インストールが完了すると自動的にインストーラーが終了し、WavePadが起動します。

これでWavePadを使って音声ファイルを編集できるようになります。

WavePadの基本的な使い方

ここからはWavePadの基本的な使い方について紹介していきます。

ファイルを開く

エクスプローラデスクトップから音声ファイルをドラッグ&ドロップ
ファイルの開き方は簡単で、エクスプローラデスクトップから音声ファイルをドラッグ&ドロップするだけです。

ドラッグ&ドロップするとこのように音声ファイルがWavePadに追加され、波形が表示されるようになります。

同時に複数ファイル開くことも出来るため、複数ファイルを同時に編集することも可能です。

音声ファイルの加工

WavePadには様々な加工機能が用意されています。その中から基本的な加工機能について見ていきましょう。

不要部分の削除

不要な部分をドラッグして範囲選択
冒頭・終端の無音部分など不要な部分を削除したい場合は、その部分をドラッグして範囲選択します。

選択した状態でDeleteキーを押すと選択した範囲が削除されます。

無音部分の挿入

右クリックしてメニューを表示し、[挿入]->[無音部分を挿入]を選択
無音部分を挿入したい場合は、挿入したい再生位置をクリックした後、右クリックしてメニューを表示し、[挿入]->[無音部分を挿入]を選択します。
秒数を指定して[無音部分を挿入]をクリック
何秒無音を挿入するかミリ秒で指定するポップアップが表示されるので、秒数を指定して[無音部分を挿入]をクリックします。
無音部分の追加
これで無音部分が追加されました。

ファイルの書き出し

メニューの[メニュー]->[ファイル]->[名前を付けて保存]or[上書き保存][すべてのファイルを保存]をクリック
編集したファイルを出力したい場合は上部メニューの[メニュー]->[ファイル]->[名前を付けて保存]もしくは[上書き保存][すべてのファイルを保存]から出力します。

WavePadはwav・mp3・aac・flac・m4rなど様々な形式に対応しているので、好きな形式で保存するといいでしょう。

さらに使いこなすには?

チュートリアル動画・クイックスタートウィザードのメニュー
WavePadにはチュートリアル動画やクイックスタートウィザードが用意されています。

WavePadはエフェクトや正規化・エンベローブなど、この記事では紹介しきれない機能がたくさんありますので、気になる方はクイックスタートウィザードなどを参考にWavePadの機能を試してみるようにしてください。


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