Androidで「アプリで権限要求を隠しています」と表示される場合の対処法
Androidスマホでは、アプリがAndroidスマホ内のファイルやマイクなどの機能にアクセスする際に、各種機能の操作権限を求められることがありますよね。ここで権限を変更しようとしたら「アプリで権限要求を隠しています。設定では、ユーザーの応答を確認できません。」・「アプリが許可リクエストを隠しているため、設定側でユーザーの応答を確認できません。」・「画面オーバーレイを検出」などと表示されて権限の許可ができない状態になってしまったことはありませんか?
こういったメッセージが表示される原因としては、オーバーレイアプリが原因だと考えられます。オーバーレイアプリとは、アプリの起動中に他のアプリを画面上に表示させることのできるアプリです。通称「画面オーバーレイ」と呼ばれています。画面オーバーレイ機能のあるアプリは、ブルーライトカットアプリ・バッテリーの残量を表示するアプリ・フローティングブラウザ・アンチウイルスソフトなどの画面上に常駐するアプリがほとんどなので、これらのアプリを一旦終了させることで権限の変更ができるようになります。権限設定を変更したあとに再度終了させたアプリを起動させて元通りにすればOKですよ。新しいアプリの初回起動時に権限の許可が必要なものを導入した時は、この方法で画面オーバーレイを無効化するようにしましょう。
もし上記のAlert Window Checkerに画面オーバーレイアプリが表示されないのに継続して「アプリで権限要求を隠しています」のメッセージが表示されてしまう場合は、新しく導入したアプリ・心当たりのあるアプリを一つずつ無効化してみて、権限設定ができるかどうか総当たりで試してみましょう。