Outlook.comとは?
メールサービスの一つである「Outlook.com」とは何なのか、気になったことはありませんか?Outlook.comとは、Microsoftの提供している無料のメールサービスで「Hotmail」の後継サービスにあたります。2012年の7月にプレビュー版が提供され、2013年2月に正式にサービスが開始しました。
ブラウザからOutlook.comにログインすることで、受信したメールを確認したり新規にメールを作成して送信することが可能となっています。またWebサービスなので、Outlook.comのアカウント情報を控えておけば常に使用しているデバイス以外(スマホや外出先のパソコンなど)でもOutlook.comを利用することができるなど汎用性の高いサービスとなっています。
Outlook.comとOutlookの違い
メールサービス「Outlook.com」について説明しましたが、Microsoftの提供しているメールソフト「Outlook」との違いが気になるユーザーもいらっしゃるかと思います。Outlook.comとOutlookの違いは簡単で、Outlook.comはメールサービス・Outlookはメールソフトといった「サービスとアプリケーション」の違いが挙げられます。
Outlook.comにはブラウザを介してアクセスして、ブラウザ上で操作を行いますよね。一方Outlookはメールソフトなので、ソフト上で操作を行うことになります。Outlook.comではMicrosoftアカウントに紐付けられたメールアドレスを使用しますが、OutlookではOutlook.comのメールを取り扱うだけでなく他のメールサービスのメールアカウントを追加して管理することもできるようになっています。そのため、複数のメールアカウントを所有しているのであればOutlookを使用したほうが楽にメールの管理ができるようになっています。
他にOutlook.comとOutlookの違いとしては、各種データの保存場所がどこになるのかという点です。Outlook.com上で保存しているのであればMicrosoftのサーバー上に保存していることになり、Outlookであればパソコンなどのデバイス上にデータを保存していることになります。ただしカレンダーなどの機能を使用している場合はOutlook.comとOutlookですぐに同期が行われるため、体感できるほどの違いが現れることはありません。