ExcelのVLOOKUP関数でワイルドカードで検索したい
Microsoft Excelで、VLOOKUP関数の中でワイルドカードを使用して検索したいと思ったことはありませんか?VLOOKUP関数を使用しての抽出で「前方一致検索」・「後方一致検索」・「部分一致検索」・「あいまい検索」を行いたいというシーンでは、ワイルドカードを使用することで条件にあった抽出を行うことができますよ。
この記事では、ExcelのVLOOKUP関数でワイルドカードで検索する方法をご紹介していきます。
ExcelのVLOOKUP関数でワイルドカードで検索する方法
部分一致検索
前方一致・後方一致検索
上記の例で前方一致検索を行いたい場合は、「=VLOOKUP(D8&"*",$B$3:$D$5,2,FALSE)」のように検索したい文字列の後ろに「*」を付与しましょう。
後方一致検索を行いたい場合は、「=VLOOKUP("*"&D8,$B$3:$D$5,2,FALSE)」のように検索したい文字列の前に「*」を付与することで後方一致検索ができますよ。
任意の文字数
エラーが起きてしまう場合
検索対象が数式や数値の場合は一致することができないので、「#N/A」エラーが返ってしまうわけですね。他にも、ワイルドカードの付与方法を間違えているというケースもあるかと思います。「*」でワイルドカードを付与するときはそのまま付与して「"」で囲めばいいのですが、「?」でワイルドカードを付与する場合は「&」で繋いだ状態でワイルドカードだけを「"」で囲う必要があるということに注意しましょう。例えば「*」を使用した場合は「"なし*"」であっても、「?」を使用した場合は「"ねこ?"」のようになります。