Excelのピボットテーブルとは?
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Microsoft Excelには、「ピボットテーブル」という機能が搭載されています。ピボットテーブルとは何かといいますと、Excelにある大量のデータを元にして集計・分析などを行うことができる機能です。その上で元のデータを複数の項目ごとに集計する・集計項目を入れ替えるといったこともできるため、かなり使いやすく便利な機能です。
「ピボットテーブル機能を使わずとも、関数を使用すればデータの集計や分析はできる」と考える方もいらっしゃるかと思いますが、ピボットテーブルの便利なところは「数式・関数が使用できないユーザーでもピボットテーブルを使用すればデータの集計・分析を行うことができる」といった点になります。関数は専門的な知識が必要となりますが、ピボットテーブルを使用すればそういった知識がなくてもマウス操作のみでデータの集計・分析ができるためExcel初心者でも使えるのが嬉しいポイントですね。この記事では、Microsoft Excelのピボットテーブルの作り方をご紹介していきます。
Excelのピボットテーブルの作り方
ピボットテーブルを作成する際の条件
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それでは、Excelのピボットテーブルの作り方を説明していきます。ピボットテーブルを作成する際にはピボットテーブルの元となるデータベースを用意する必要があるのですが、そのデータベースには3つの条件が当てはまっている必要があります。
まず1つ目は「1行目にヘッダー(タイトル行)があること」です。2つ目は「データが連続して入力されている」ことで、途中に空白のセルがあるとピボットテーブルにならないためこの条件は忘れないようにしておきましょう。3つ目は「データ以外の値が入力されているセルがない」こととなります。この条件に関しては、使用するデータと隣接していなければ一応はOKではあります。これら3つの条件を満たせていない場合は、ピボットテーブルが使用できません。3つの条件を満たすように元データを整えてから、ピボットテーブルを作成してみましょう。
ピボットテーブルを作成する
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
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シートの上部には「レポートフィルター」・行と列にはそれぞれ「行ラベル」「列ラベル」・その右側が「値エリア」・右側には「ピボットテーブルのフィールド」メニューが表示されています。
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応用
ピボットテーブルでは上記のように必要なデータのみを表示させることができますが、応用的な使い方として「データを月ごと・半期・四半期・年間での売上をまとめる」・「データを大小や五十音順で並べ替える」・「データを担当者ごとに売上の集計を行う」といったことも可能です。
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このように、ピボットテーブルでは様々な集計・分析が可能となっています。ピボットテーブルは冒頭で説明した通り関数を扱えないユーザーでもデータの集計や分析ができる便利なツールなので、まだ関数が扱えないからデータの集計や分析といった業務に携われない・・・というユーザーの方もぜひ使用してみてくださいね。