Excelでオートフィルタの結果の合計を計算する方法!

Excelでオートフィルタの結果の合計を計算する方法!

Microsoft Excelで、オートフィルタの結果の合計を計算したいと思ったことはありませんか?表の中から抽出した項目の合計値を、関数で求めてみましょう。この記事では、Excelでオートフィルタの結果の合計を計算する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelでオートフィルタの結果の合計を計算したい
  2. Excelでオートフィルタの結果の合計を計算する方法

Excelでオートフィルタの結果の合計を計算したい

Microsoft Excelで、オートフィルタの結果の合計を計算したいと思ったことはありませんか?表に対してオートフィルタを適用して特定の項目を抽出したあとに、その抽出した項目のみの合計値を求めたいというシーンもあるかと思います。

オートフィルタを適用したあとの結果の合計の求め方ですが、「SUBTOTAL関数」を使用することで簡単に求めることができますよ。この記事では、Excelでオートフィルタの結果の合計を計算する方法をご紹介していきます。

Excelでオートフィルタの結果の合計を計算する方法

それでは、Excelでオートフィルタの結果の合計を計算する方法を説明していきます。まずは、オートフィルタをかけた後の結果の合計を行う「SUBTOTAL関数」について説明します。SUBTOAL関数とデータベースやリストの集計値を返すことのできる関数で、合計11通りの集計方法から使用する集計方法を任意に選択して集計値を求めることができます。

SUBTOTAL関数の数式ですが、「=SUBTOTAL(集計方法,参照1,[参照2],…)」となっています。第1引数の「集計方法」で、集計方法を選択します。この記事ではオートフィルタの結果の合計を計算したいので、集計方法は合計値を求める「9」を選択します。第2引数の「参照」で、集計を行うセル範囲・セル参照を指定します。 

「データ」タブ→「フィルター」ボタンをクリック
画像のような表にオートフィルタをかけるには、ウィンドウ上部の「データ」タブをクリックしてリボンメニューを開き、「並べ替えとフィルタ」項目の「フィルター」ボタンをクリックしましょう。これで、表のヘッダーの右側に下矢印型のフィルタボタンが表示されます。
「商品」のフィルタボタンをクリックしてメニューを開き「Yシャツ」のみチェックを入れた状態で「OK」をクリック
この例では商品列から「Yシャツ」の合計売上を求めたいので、「商品」のフィルタボタンをクリックしてメニューを開き「Yシャツ」のみチェックを入れた状態で「OK」をクリックしています。
表の中から「Yシャツ」の商品のみを取り出すことができた
これで、表の中から「Yシャツ」の商品のみを取り出すことができました。
B3セルに「=SUBTOTAL(9,F6:F13)」と入力
続いて、SUBTOTAL関数を使用してYシャツの売上の合計を計算していきます。画像ではB3セルに「=SUBTOTAL(9,F6:F13)」と入力して集計方法は合計値を設定、「売上」列を指定しています。
Yシャツのみの売上の合計額を求めることができた

これで、Yシャツのみの売上の合計額を求めることができました。以上が、ExcelでSUBTOTAL関数を使用したオートフィルタの結果の合計を計算する方法となります。集計方法を「9」以外にしてしまうと、間違った結果になってしまうということには注意しておきましょう。


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