パソコンの動作が重いと感じる時に、タスクマネージャーから原因を調べてみると「Microsoft Compatibility Telemetry(マイクロソフト コンパティビリティ テレメトリ)」のディスク使用率・CPU使用率が高いという状態が発生することがあります。
環境によってはディスク使用率が50%を超えていることもあり、パソコンの操作が非常に重い状態になってしまいます。
ここで、タスクマネージャーからMicrosoft Compatibility Telemetryのプロセスを停止すればいいのでは?と思ったものの、いらないプロセスなのか必要なプロセスなのか分からずに停止させることもできない…と悩んでしまうユーザーも少なくないと思います。
Microsoft Compatibility Telemetryが暴れるたびにパソコンを快適に使えなくなってしまうのは困りますよね。
そこでこの記事では、Microsoft Compatibility Telemetryとは一体どういったプログラムなのか・停止and削除していいのか・無効化する方法についてご紹介していきます。
Microsoft Compatibility Telemetryとは?
このユーザーを困らせる「Microsoft Compatibility Telemetry」とは一体どういうプログラムなのかと言いますと、マイクロソフトがWindowsパソコンでユーザーがどういった使用をしているのか使用状況のデータ収集を行ったり、Windowsの互換性に関する問題のテレメトリー(匿名化された情報の収集)を行うプログラムです。
テレメトリー(Telemetry)という単語は「遠隔測定法」という意味を持っており、上記で説明したようにマイクロソフトの遠隔データ測定プログラムということになります。
情報収集を行うプログラムとのことで、ユーザーの中には「このプログラムのせいで情報漏洩するのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、プライベートな情報の収集などは行っていないようですのでご安心ください。
あくまでユーザビリティの改善のための使用状況収集を行っているとのことです。
無効化しても問題無い?
「Microsoft Compatibility Telemetry」について説明しましたが、このプログラムは無効化しても問題ないのかどうか気になりますよね。結論から先に言いますと、削除はできませんが無効化しても問題ありません。
上記で説明したように、マイクロソフトがWindowsパソコンユーザーの使用状況のデータ収集を行うためのプログラムなので、ユーザーからするといらないプログラムなのです。そもそもこのプログラムのせいでパソコンに大きな負荷がかかって重くなってしまうので、無効化してしまったほうがストレスフリーになりますね。
Microsoft Compatibility Telemetryを無効化する方法
それでは、Microsoft Compatibility Telemetryを無効化する方法を説明します。