Excelで標準偏差を求めたい
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Microsoft Excelを使用していて、標準偏差を求めたいと思ったことはありませんか?Excelでは、標準偏差を求めることのできる関数が実装されていますよ。
「標準偏差」とは統計学においてデータの特徴を要約する基本統計量の1つであり、「データが平均値の周辺においてどの程度ばらついているのか」を表す数値となります。一般的には「σ(シグマ)」で表します。各種データの数値からデータ全体の平均値を差し引いた値の二乗を合計してから、データの総数で割った値の正の平方根が標準偏差となります。
では標準偏差を求めると一体何が分かるのかを簡単に説明すると、複数データの間における特定データの優劣や希少性が判明します。例えば各店舗ごとの売上の平均を標準偏差で調べることで、どの店舗が優秀なのか・どの店舗に問題があるのかといったことが分かります。
標準偏差を計算式で求める場合は結構面倒な数式になるのですが、Excelであれば関数で簡単に標準偏差を求めることができますよ。この記事では、Excelで標準偏差を求める方法をご紹介していきます。
Excelで標準偏差を求める方法
それでは、Excelで標準偏差を求める方法を求める方法を説明していきます。Excelで標準偏差を求める際に使用する関数は「STDEV関数(スタンダードディビエーション)」系の関数を使用します。母集団を対象として標準偏差を求める際に使用する関数が「STDEV.P関数(スタンダードディビエーションピー)」で、数式は「=STDEV.P(数値範囲)」となります。標本を対象として標準偏差値を求める際に使用する関数は「STDEV.S関数(スタンダードディビエーションエス)」で、数式は「=STDEV.S(数値範囲)」となります。どちらも引数の「数値範囲」で、対象の範囲を指定します。
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以上が、Excelで標準偏差を求める方法の説明となります。ちなみに注意点ですが、これらの関数が使用できるのはExcel 2010以降のバージョンとなっています。Excel 2010以前のバージョンのExcelでSTDEV系の関数を使用したい場合、「STDEV.P関数」は「STDEVP関数」・「STDEV.S関数」は「STDEV関数」となるので注意しましょう。数式はほぼ変わらないので、関数名の違いだけ覚えておけばOKです。