Excelでフィルターがかからない問題
Excelで表を作成して、フィルターをかけようとしたら何故か正しく検索ができずデータが抽出できない・またはフィルターボタンがグレーアウトして動作しないといったケースに遭遇したことはありませんか?
フィルターが正常に動作しない場合は表に問題が・フィルターボタンがグレーアウトしている場合はフィルターボタンが動作しない条件になってしまっていることが原因です。この記事では、Excelでフィルターがかからない場合の対処法をご紹介していきます。
Excelでフィルターがかからない場合の対処法
表の中に空白のセルがある場合
画像の例であれば「No.」列の「5」の下の行がまるごと空欄になってしまっていますよね。ここでフィルターが区切られてしまうので、フィルターを表全体に適用するのであればこの空欄にデータを入力しましょう。データが入力されれば一つの表としてみなされるので、フィルターを表全体に適用することができるようになります。
結合されているセルがある場合
フィルターをかけたい表の中に結合されているセルが混じっていると、フィルターをかけることができません。この場合は、結合されているセルの結合を解除しましょう。
シートが保護されている場合
これでシートの保護を解除することができ、フィルターボタンが使用可能になりますよ。
複数のシートを選択中の場合
複数のシートの選択を解除するには、解除したいシート名をCtrlキーを押しながらクリックしてシートの解除を行いましょう。これでシート単体になれば、フィルターボタンがクリックできるようになります。
異なる表記の日付が入力されている場合
またフィルターをかける際の「抽出条件の指定:日付」で5月1日を指定する場合に「5/1」と入力してしまうと、こちらもフィルターがかからないため注意が必要です。あくまで表に入力されている日付の入力形式と同じ形式で入力しましょう。
日付にかかわらず、表内の文字列・数値に関しては入力形式を統一することを意識しておきましょう。