Excelでデータを突合させる方法を紹介!

Excelでデータを突合させる方法を紹介!

Microsoft Excelで、データを突合させたいと思ったことはありませんか?シート内の特定のデータ範囲から突合する場合、関数を使用することで簡単に行うことができますよ。この記事では、Excelでデータを突合させる方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelでデータを突合させたい
  2. Excelでデータを突合させる方法

Excelでデータを突合させたい

Microsoft Excelで、データを突合させたいと思ったことはありませんか?シート内の特定のデータ範囲のうち、比較・突合・照合を行いたいというシーンもあるかと思います。データの突合は、関数を使用することで簡単に行うことができますよ。

この記事では、Excelでデータを突合させる方法をご紹介していきます。

Excelでデータを突合させる方法

A列の名前一覧のデータを元にしてD列に存在していない名前のデータを確認したい
それでは、Excelでデータを突合させる方法を説明していきます。画像の例では、A列の名前一覧のデータを元にしてD列に存在していない名前のデータを確認していきます。確認するために使用する関数は、「COUNTIF関数(カウントイフ)」を使用します。COUNTIF関数についての説明は下記リンク先の記事にてご紹介していますので、こちらも併せてご覧ください。
ExcelのCOUNTIF(カウントイフ)関数の使い方まとめ!

Excelは、ただデータをまとめたりグラフを作成するだけでなく、400種類以上ある関数を使いこなすことでより効率的になります。大量のデータを集計して分析することが可能となります。今回はある条件に一致するデータの個数をカウントするCOUNTIF関数を紹介します。

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B3セルに「=COUNTIF($D$3:$D$12,A3)」と入力
早速、存在しないデータの確認を行っていきます。B3セルに「=COUNTIF($D$3:$D$12,A3)」と入力することで、A3セルの名前がD列の指定範囲内にあるのかどうかを確認しています。
結果にデータの件数として「1」が表示された
A3セルの名前がD9セルにあるため、結果にデータの件数として「1」が表示されました。あとはセルの右下に表示されているフィルハンドルをドラッグして下方向に引っ張り、残りのセルにオートフィルを適用しましょう。
残りのセルにも同様の数式を適用できた
これで、残りのセルにも同様の数式を適用することができました。A列の名前がD列に存在していない場合、「0」が表示されていることが分かりますね。このようにして、COUNTIF関数でデータの有無を確認することができます。
E3セルに「=COUNTIF($A$3:$A$12,D3)」と入力
注意点として、上記の方法だけでは「D列にあるデータがA列に存在するかどうか」を確認することはできません。そこで、E3セルに「=COUNTIF($A$3:$A$12,D3)」と入力してD3セルのデータがA列の指定範囲にあるかどうか確認を行います。
オートフィルを残りのセルにもかける

D3セルの名前は、A列に存在していませんでした。あとはオートフィルを残りのセルにもかけることで、A列にデータが存在してるのかどうかを確認することができています。データがない場合は、「0」が表示されていることが確認できますね。

以上が、Excelでデータを突合させる方法の説明となります。COUNTIF関数を使用することで簡単に突合を行うことができるので、ぜひ試してみてくださいね。上記例のように、それぞれの列でCOUNTIF関数を使用しての突合を行いましょう。


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