ファイル転送サービスとは
みなさんは「ファイル転送サービス」を利用したことはありますでしょうか?
はじめて聞く方もいるかと思いますが、ファイル転送サービスとはその名の通り「ファイルの送受信を行える」サービスです。
ファイルの転送ならメールやスマホであればLINEでも行えるだと思う方もいるかもしれませんが、「ギガファイル便」や「filepost」や「宅ファイル便」や「スマートデータ便」などのファイル転送サービスでは主に大容量のファイルの転送に利用されます。
ファイル転送サービスのメリット
大容量のファイルは例えば
- 動画ファイル
- アプリケーション本体
- 動画や画像がまとまったzipファイル
しかしDVDを用意するのも有料でお金がかかりますし、受け渡したい人が複数人いる場合は余計手間になりますよね?さらにファイルを受け取ったあとにDVDの処理にまた困ることもあります。
一方でインターネットで利用できるファイル転送サービスであれば一度に複数人に対して受け渡すこともできますし、受け取り期限を切って期限がすぎたら受け取れないというような制限をかけることもできます。
ファイル転送サービスの安全性は?危険性はある?
まずビジネス上(特にセキュリティに厳しい会社)での利用は個人的にはあまりおすすめできません。
サービスにより制限をかけているとはいえ、インターネット上に重要なファイルをアップロードする事になりそのファイルが万が一流出した場合の責任なども考慮する必要が出てくるので、ビジネス上ではDVDに焼いての納品であったり他の方法でファイルの受け渡しをするべきです。
どうしても利便性や緊急性などでやむをえない場合はファイルの暗号化を行いましょう。
ファイルの暗号化
ファイルを暗号化してパスワードをかけることで、万が一ファイルが流出しても(確実にではないにせよ)そのファイルの内容を盗み見ることがしづらくなります。
ファイル転送サービスにアップロードするファイルにパスワードをかけ、クライアントにはメールや他の手段でパスワードを伝えましょう。
送信先に注意
ファイル転送サービスでは基本的に送り先のメールアドレスを入力しそのメールアドレスの主に対してのみファイルを受け取れるようになっています。
利用する際にクライアントなど相手先のメールアドレスを入力することになりますが、このメールアドレスの入力は慎重に行いましょう。
もし間違って他のクライアントなどのメールアドレスを入力してしますと、他の方がそのファイルを受け取ることが出来てしまいます。
ファイル転送サービス紹介
ここで複数あるファイル転送サービスの簡単な情報と評判をご紹介します。選定する際の参考にして頂ければ幸いです。
GigaFile便
ユーザー登録不要・無料で1ファイル100Gまでファイルの転送ができます。ファイルの個数が無制限のGigaFile便は大容量のファイルを転送するのに向いています。ファイルの保存期間も
- 7日間
- 14日間
- 21日間
Twitter上の反応を見ていても手軽に利用できかつ大容量のファイルが送れるので「便利!」という評判が多いです。
GigaFile便の使い方については下記の記事を参考にしてみて下さい。
FilePost
FilePost(ファイルポスト)は無料で15ファイル計3Gのファイルの転送が可能です。
スマホ環境でも受け渡しが可能でパソコンとスマホ間でのデータの受け渡しでも利用することができます。
宅ファイル便
宅ふぁいる便は「会員登録なし」「プラミアム会員」「ビジネス会員」によってファイルサイズの上限が決まっています。
もちろん「会員登録なし」であれば無料で利用でき、50Gまでの有料のプレミアム会員は月額500円からなることができます。
Smart Data便
ユーザー登録不要・無料で利用で、最大1Gのファイルを転送することができます。ダウンロード回数に制限はなく、72時間後にファイルは削除されます。
UIがとてもシンプルなので、直感的に利用できるかと思います。手軽にファイルを送りたいときに便利。
まとめ
ファイル転送サービスの危険性と、いくつかのファイル転送サービスの簡単なご紹介を行いました。
ファイル転送でのファイルの受け渡しは利便性は高いですが危険性もあるという点は知っておきましょう。ビジネス上で利用するときには特に慎重に検討するようにしましょう。