Macのメモリ解放とは?
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みなさんはMacのみならずパソコンやスマホを利用するときに「メモリの解放」は意識されていますでしょうか?
実はパソコンのソフトでも、スマホのアプリでも立ち上げることでパソコン内のメモリを使用し、この使用量が多くなってくると様々な問題が発生してきます。
そのためパソコンのメモリの使用量を減らすの・空き容量を調整するというところがポイントとなってきます。
Macでメモリ不足になるとどうなる?
Macでメモリ不足になるとどのような問題が起きる可能性があるのでしょうか。
アプリケーションが立ち上がらなくなる
アプリケーションを新規で立ち上げるときにメモリが十分にない状態だと正常に立ち上がらない可能性があります。何かアラートが出たりする可能性がありますので、アプリケーションが立ち上がらないときの原因は色々あるかと思いますが、メモリ不足も疑いましょう。
動作が重くなる
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メモリ不足で一番ありがちで、一番嫌なのが、動作が重くなることです。仕事しているときなどは本当に困ります。。
特に画像や動画編集など重めもソフトを利用している場合だと顕著にこの問題があらわれてきます。
フリーズする
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動作が重くなる以上にやばいのがフリーズです。フリーズすると何も操作ができなくなるので、困ります。
こちらはしばらく待ってもダメなら強制再起動を考えなければならないやっかいな現象です。
Macのスペック情報がどこから見れる?
自分のMacにはどのくらいメモリがつまれているのか確認しておきましょう。
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このMacについて
Macの左上にあるリンゴマークから簡単にスペック情報を見ることができます。
詳しくは下記の記事を参考にしてください。
Macのメモリ使用量を見てみよう!
まずは現在自分がどのくらいのメモリ使用量となっているのか確認してみましょう。
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アクティビティモニタ
アクティビティモニタを使って現在のメモリの状況を確認することができます。
Launchpadを開き、その他→アクティビティモニタを選択しましょう。
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立ち上げると現在のCPUやメモリ使用量、ディスク、ネットワークの状況をかくにんすることができます。
その中のメモリを選択しましょう。するとデフォルトではメモリを消費している順にプロセスが表示されるかと思います。
kernel_taskなど見慣れないプロセス名もあるかと思いますが、例えばDropboxなどプロセス名からアプリケーションが特定できそうな場合もあり、どのアプリケーションがどのくらいメモリを食っているかの参考になるかと思います。
またアクティビティモニタから反応しなくなったアプリケーションのプロセスをkillできます。アプリケーションの動作が怪しい場合は、こちらの機能を使っておかしなプロセスを整理しましょう。
Macのメモリ解放を行う方法!
Macのメモリ解放を行う方法をご紹介します。いくつかやり方はありますが、今回は再起動する方法と無料のMacのアプリを使う方法をご紹介します。
再起動する
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Macを再起動することで、開いているアプリケーションが閉じてメモリが解放されますが、立ち上げ時が重いという場合と、やはり手間なのであまり気軽に出来ない問題があります。
アプリケーションを使ってメモリ解放を行う
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Memory Cleaner
Macの無料のアプリを使ってメモリ解放を試してみましょう。MemoryCleanerは下記のリンクからダウンロードできます。
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現在のメモリ圧迫中のアプリ
立ち上げると右上にMemoryClearnerのメニューが出現します。クリックすると現在のメモリ使用量とメモリを圧迫しているアプリケーションが表示されます。
こちらは私のパソコンで立ち上げた場合ですが、、、Google Chromeがかなりやんちゃをしています。。
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Cleanupボタンを押すと自動でメモリ解放をしてくれます。こちら実行後のメモリ状況です。
リフレッシュされ、かなり改善されてますね!
Macのメモリ使用量を減らすためには
Macのメモリに空きを作るために普段から心だけて置いた方がいいことをご紹介します。
デスクトップは整理しておく
デスクトップで表示されちるアプリやファイル、フォルダが多いとより多くのメモリを消費することになります。デスクトップにファイルを置かない派の方は問題ないですが、とりあえずデスクトップに保存する派の方は特に注意しましょう。
もしもインターネットから取得したファイルの保存先であったり、キャプチャの保存先などがデスクトップになっている場合はDownloadsフォルダや自分で作成したフォルダなど、デスクトップ以外を指定することをオススメします。
ゴミ箱は定期的に空にする
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ゴミ箱にあるファイルも定期的に削除しておきましょう。こちらはディスク容量をあける際にもゴミ箱内のファイルを定期的に消す方法はおすすめです。
使っていないアプリケーションの整理
インストールしたんだけど使っていないアプリケーションについてはアンインストールを行いましょう。たちあげなければOKでしょ?と思われるかもしれませんが、自動起動で立ち上げある場合もありますし、いらないアプリケーションを断捨離して、潜在的にメモリを使用するものを減らすようにしていくのは効果的です。
スペックのいいMacに買い換える
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もうどうしようもない状況の最終手段の際にはスペックのいいMacへの買い替えを検討しましょう。
メモリが倍、4倍になってくれば動作はかなり軽快になってくるはずです。こちらはかけられるコストと相談しながら慎重に検討しましょう。
セーフモードの起動を試してみる
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Macの起動時からおかしかったり、動作が不安定な場合は一度セーフモードを試してみましょう。セーフモードはMacを立ち上げる際に最小限動作するものだけ立ち上げて起動する機能です。
セーフモードの起動は簡単で一度Macの電源を切り、再度立ち上げる際にロゴマークが表示されるまで「Shiftキー」を押しっぱなしにしましょう。
セーフブート時にキャッシュされたファイルを削除してくれるので、これで問題が解決する場合もあります。