curlとはHTTP・HTTPSのGET通信やPOST通信、FTPなどのプロトコルでデータを送信できるコマンドで、APIの通信の疎通のテストや外部サイトにアクセスする場合など様々なケースで利用されます。
Macからcurlを使う方法
Macには最初からcurlコマンドは入っているはずです。利用するにはターミナルから利用しましょう。
下記の手順を実行しましょう。
Launchpadを開き、その中の「その他」をクリックします。
次に「その他」の中の「ターミナル」をクリックしましょう。
これでMacのターミナルのアプリが開きます。
curlが使えるかテスト
ではここでcurlがMacに最初から入っており実際に使えるかテストをしましょう。開いているターミナル画面に下記を入力し、最後にEnterを押しましょう。
curl wttr.in/Tokyo
上記コマンドは東京の天気予報の情報を提供しているサービスに対してcurlを実行して、天気の情報を取得しています。
このように無事に天気予報の情報が取得できている場合はMacにはcurlが入っている状態です。
curlが入っていない場合
上記のテスト通りいかない場合は、curlがインストールされていない可能性があります。下記手順でMacにcurlをインストールしましょう。
まずはbrewのインストール
まずはMacに様々なパッケージやライブラリのインストールをサポートしてくれるbrewを導入します。brewの公式サイトにアクセスしましょう。
brewの公式サイトにアクセスすると画面上部にインストール用のコマンドがありますので、コピーをして、ターミナル上でそのコマンドを実行しましょう。
インストールは自動で進みますが、途中でパスワードを聞かれます。ここではMacにログインする際のパスワードを入力しましょう。
あとはインストールが完了するまで待ちましょう。「Installation Success」が最後表示されればインストール完了です。
brewを使ってcurlをインストール
次にbrewを使ってcurlをインストールします。下記コマンドを実行しましょう。
brew install curl
するとMacにcurlがインストールされます。あとは同様に東京の天気を出力するテストを実行して、動作を確認しましょう。
curl wttr.in/Tokyo
まとめ
いかがでしたでしょうか。Macからcurlを使う方法と、入っていない場合のインストール方法について紹介してきました。
Macでは通常最初から入っているcurlですが、何かの設定のミスで入っていない場合などは上記で紹介したインストール方法をお試し下さい。