BetterTouchTool(BTT)とは
BetterTouchTool(BTT: ベタータッチツール)はただでさえ便利なトラックパッドやマウスをさらに便利にしてくれるアプリです。
メニューバーで表示されていてよく使うメニューにジェスチャーを割り当ててさらに使いやすくできるところが神アプリと呼べれる理由です。
マウスやトラックパッドの他にキーボードのショートカットの登録も行えます。
BetterTouchツールは、全てのアプリに共通のジェスチャーやショートカットを割り当てたり、アプリ個別にジェスチャーやショートカットを割り当てることもできます。
BetterTouchTool(BTT)は無料?
BTTは以前は無料アプリでしたが、現在は有料化されていますが45日間の試用期間がありますので、その期間内でライセンスを購入するかどうか決めることができます。
料金はスタンダードライセンスとライフタイムライセンス、サブスクリプションプランも用意されています。
まずは試用版で試してみて、お金を払う価値を感じたら課金をするという順番がおすすめです。
BetterTouchTool(BTT)をインストールしよう!
まずは下記のリンクからBetterTouchToolをインストールします。
https://folivora.ai/
ダウンロードが完了すると,
ダウンロードフォルダにBetterTouchToolのZiPファイルが現れます。
こちらのZipファイルをダブルクリックします。
ダブルクリックするとBetterTouchToolアプリが現れますので、こちらのアプリをアプリケーションフォルダへ移動させます。
ダブルクリックするとBetterTouchToolアプリが現れますので、こちらのアプリをアプリケーションフォルダへ移動させます。
アプリケーションフォルダへ移動させたBetterTouchToolをダブルクリックで起動させます。
「BetterTouchTool.app」はインターネットよりダウンロードされたアプリケーションです。開いてもよろしいですか?
というウインドウが表示されますので、「開く」をクリックします。
BetterTouchTool Privacy Statementというウインドウが開きますので「Continue to use BetterTouchTool」をクリックします。
匿名での使用状況とアプリがクラッシュした時の報告をするかどうかを田鶴れられますので、どちらかを選択してください。
BetterTouchToolの使用許可を与えます。
下の赤枠部分をクリックします。
「システム環境設定の「セキュリティとプライバシー」のプライバシーパネルが開きますので、左下の南京錠アイコンをクリックします。
ログイン時のパスワードを入力して、「ロックを解除」をクリックします。
左の「アクセシビリティ」の中にBetterTouchToolがの項目が入っていますので、チェックボックスにチェックを入れます。
こちらでインストールが完了しました。
BetterTouchTool(BTT)の使い方
注意点として、すでにOS側でシステム環境設定で有効化しているものやOSのショートカットと被らないようにしましょう。
インストールが完了すると、、メニューバーにTouchBetterToolのアイコンが表示されます。
クリックをすると設定やアップデートの確認などがあります。
「Preferences」を選び設定していきます。
こちらの設定画面が表示されます。
こちらの赤枠内からマウス・トラックパッド、キーボードなどをクリックします
以下では下記のジェスチャーやショートカットキーの設定方法を解説しています。
- Magic Mouseのジェスチャーの設定方法
- Trackpadのジェスチャーの設定方法
- キーボードのショートカットキーの設定方法
Magic Mouseのジャスチャーの設定方法
こちらでは特定のアプリにジェスチャーを登録する方法を解説していきます。例としてiTunesに再生のジェスチャーを設定してみます。
Magic Mouseのパネルを選択します。
画面左下の方にある赤枠の「+」ボタンをクリックします。
「+」ボタンをクリックすると「Select app from file system」という項目と「Select app from
runnning apps」という項目が現れます。
ここではiTunesを開いていないので「Select app from file system」を選択します。
アプリケーションフォルダのウインドウが開くので「iTunes」を選択し、「Open」をクリックします。
左のサイドバーにiTunesが追加されました。
先ほどと同じ要領で、「+ Add Gesture」をクリックします。
Magic Mouse Gestureの「Please Select a Gesture」からジェスチャーを選択します。
今回は3本指で真ん中の指でタップを選択しました。
続いて、「Custom Keyboard Shortcut」の欄にiTunesの再生のショートカットキーであるスペースキーを押すとジェスチャーが登録されます。
こちらで登録が完了しました。
設定完了です。
Trackpadのジャスチャーの設定方法
こちらでは全てのアプリに共通のジェスチャーを登録する方法を解説していきます。例として共通のジェスチャーとして「スクリーンをアンロックする」ジェスチャーを登録してみます
「Trackpads」のパネルを選択します。
左側のサイドバーより赤枠の「Global」を選択します。
赤枠の「+ Add New Gesture」をクリックします。
TouchPadのジェスチャーを設定します。
「Please Select a Gesture」と、下のshift、fn、ctrl、opt、cmdとの組み合わせでジェスチャーを設定することができます。
Touchpad Gestureの「Please Select a Gesture」からジェスチャーを選択します。
今回は4本指でタップを選択しました。
「Predefined Action」の欄より「System Actions」の「Unlock Screen」を選択します。
「スクリーンをアンロックするためのログインパスワードを入力します。
入力が完了したら「Save」ボタンをクリックします。
こちらで登録が完了しました。
設定完了です。
キーボードのショートカットキーの設定方法
Macのシステム環境設定でもショートカットキーの設定は可能ですが、こちらでは「Predefined Action」を使用した事前に定義されたアクションを登録することが可能です。
この中からショートカットキーで右クリックをした時に表示されるコンテキストメニューを表示させる方法を解説します。
「Keyboard」のパネルを選択します。
左側のサイドバーより赤枠の「Global」を選択します。
「+ Add New Shortcut or Key Sequence」をクリックします。
「Shortcut」の項目に割り当てたいキーを入力します。
ここではF14キーを割り当ててみました。
検索窓の部分に「context」と入力すると「Trigger Context Menu Item」という文字が現れますので、そちらをクリックします。
「Trigger Context Menu Item」を選択するとこちらの画面が表示されます。
コンテキストメニューの特定のメニューを実行させたい場合はこの赤枠内にメニューを入力しますが、今回はコンテキストメニューの全体を表示させますので、そのまま「Save」ボタンを押します。
こちらで登録が完了しました。
設定完了です。
BetterTouchTool(BTT)の日本語化は?
BetterTouchTool(BTT)は現在、デフォルトの言語が英語で、日本語への変更ができないようになっています。
使い方は上記の使い方を見てもらった通り難しくないので、戸惑うことなく設定できると思います。
BetterTouchTool(BTT)のそのほかの設定
こちらではBetterTouchTool(BTT)のその他のおすすめの設定項目を解説します。
左上の「Advanced」の項目をクリックします。
左上の方にある「Advanced Settings」の項目をクリックします。
「General」のパネルではBTTをスタートアップ時に自動で起動する項目となります。
隣の「Sync」パネルではDropboxを使用して同期させることが可能となっています。
Macを複数台所有している時や買い換えた時にこちらから設定したデータを同期させることができます。
Windowsのようにウィンドウリサイズ機能も備わっています。
キーボードの割り当てキーで任意の場所を掴んでウインドウを動かしたり、キーボードの割り当てキーと矢印キーでウインドウをリサイズすることもできます。
まとめ
今回は、「BetterTouchTool(BTT)の使い方と設定をご紹介しました。
紹介したとおり日本語化は出来ませんが、直感的にある程度利用できることと、今回の記事を参考にして頂ければある程度使いこなせていけるかと思います。
高機能なBTTを導入すれば作業効率が飛躍的に上がることでしょう。人によっては神アプリと呼ばれるほど便利に使える可能性を秘めているアプリです。
皆様もぜひBetterTouchTool(BTT)の試用版から試してみてください。