Macは「Split View」で画面分割ができる
Windowsユーザーの方でSplit Viewをお使いの方は多くいます。Split Viewはウィンドウを2つに分割して見たり操作できて大変便利です。
このSplit Viewですが、MacやiPadでも利用することが可能です。
iPadでSplit Viewを使用している画面です。
左右に画面が2分割されています。
Split Viewは画面を2つに分けて使用することができます。それぞれの画面を1つのディスプレイで表示させ、同時に操作することが可能で人気があります。
また画面分割しているアプリの間で相互に操作できる点も便利です。
しかし、Split Viewは主にiPadで使用されているアプリで、Macでも使用できますがWindowsと比べると少し不便な面があります。
Split ViewのMac版で不便な点
Windowsでの4分割の画面です。
Windowsではできる複数の画面分割が、MacのSplit Viewでは画面分割したウィンドウが左右の2画面のみになってしまうという点、さらに操作も長押しが必要、デスクトップが切り替わるという点があります。
Windowsで慣れている方は、Macでも画面の4分割ができたらもっと使用しやすいと感じておられる方も多いでしょう。
そのため、この記事ではMacでより便利に画面分割ができるように、ウィンドウを複数に分割できるお勧めの「Shiftit」の使用方法をご紹介していきます。
Macの画面分割に便利な「Shiftit」の使い方
先に、「Shiftit」のアプリをダウンロードしましょう。
その後、使い方をご紹介します。
Shiftitをダウンロードする
「Shiftit」をダウンロードできるgithubのreleasesページから、「ダウンロード」を選びクリックします。
Shiftitのzipがダウンロードされます。その後、アイコンをクリックします。
「開発元が未確認のため開けません」という表示になるため、次のステップに移ります。
Macで「システム環境」→「セキュリティとプライバシー」→「一般」でこの画面にします。
そして、「このまま開く」をクリックします。
「開いてもよろしいですか」というこの画面になったら、そのまま「開く」をクリックします。
「システム環境設定を開く」を押します。
「変更するにはカギをクリックします」を押します。
ユーザー名とパスワードを求められたら入力し、「ロックを解除」をクリックします。
「Shiftit」を選択し、「変更するにはカギをクリックします」を押しましょう。
これで、「Shiftit」をインストールできました。
アプリのアイコンがMacに表示されているか確認してみましょう。
Shiftitの使い方
まず、Shiftitのアプリのアイコンをクリックして開きます。
ダウンロードにShiftitがあるので、そちらからでも起動できます。
「Shiftitを自動的に開きますか?」と表示されるので、「はい」を選びます。
アプリを起動すると、画面の上に「Shiftit」のアイコンが表示されていることを確認できます。
「Shifit」のアイコンをクリックします。
それから「環境設定」を選びます。
この画面が出たら、画面分割の設定ができます。
画面分割はショートカットキーで操作できるようになります。
画面の切り替えはショートカットキーでできます。
2分割の場合は、「左寄せ」と「右寄せ」で整列するように設定をします。
4分割では、「左上寄せ」「右上寄せ」「左下寄せ」「右下寄せ」で設定します。
設定する時の打つキーは変更できます。
画面が左右2画面に整列している例です。
4分割にした例です。
設定する時の打つキーは変更できます。
⌘と矢印、「Click to record shortct」と変更した例です。
さらに、option(⌥)とcommand(⌘)と矢印キーというように、自由に操作するキーや表示を変更することができます。
画面分割も、上下の分割や幅の変更などデフォルトからアレンジして設定できます。
まとめ
Macでの画面分割は「Shiftit」が大変便利であることをご紹介してきました。
仕事の作業をしながら連絡をチェックしたり、それと同時に音楽も視聴することなど、活用方法はたくさんあります。
1つの画面で1つの作業をすることから、複数の画面で同時に作業できるという点で、作業の効率化や時間短縮にもつながります。
作業も楽しみながら行なえるのも、「Shiftit」の利点です。
ぜひこれから、Macでの作業は「Shiftit」で簡単に画面分割をして行っていきましょう。