Macのフォントで「メイリオ」を使いたい
Macのフォントでヒラギノ角ゴを使って書類を作ってWindowsで開くとMSゴシックに変換されたいうことがあると思います。
せっかく綺麗な仕上がりで満足していたのに、MSゴシックで文字が不恰好だと感じることがあると思います。
一方でメイリオはWindows標準フォントでWebでも使用されている綺麗な書体なので、Macにインストールして使用できたら受け渡しの際にもフォントが変わることがありません。
Microsoft officeのMac版ではメイリオが付属していますが、今回はofficeを購入されていない方がフリーで追加する方法を解説していきます。
「メイリオ」フォントを入手する方法
「メイリオ」を入手する方法は以下の2通りとなります。
Windowsマシンからフォントをコピーする方法
お手持ちのWindowsマシンを起動させ、下記のフォントが格納されているディレクトリへ移動します。
C:\Windows\Fonts\meiryo.ttc
フォントをUSBフラッシュメモリなどにコピーします。
ただし、Windows XPにはメイリオがインストールされていませんのでご注意ください。
Microsoft公式のダウンロードセンターからダウンロードする方法
Windows XP向けのフォントとなりますが、ダウンロードは可能となっております。
ただしWindowsの検証が必要となるとのことです。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=10550
Macにフォントで「メイリオ」を使う方法
準備できた「メイリオ」フォントをMacにインストールします。
コピーしたファイルをMacに移動させます。
フォントを選択して右クリックをします。
「このアプリケーションで開く」の「Font Book.app(デフォルト)」をクリックします。
インストールするフォントのウィンドウが表示されますので「フォントをインストール」のボタンをクリックします。
Macにフォントが追加されました。
Macにフォントを追加や削除する方法については以下の記事で詳しく紹介しております。
ぜひご参照ください。
Macでメイリオに近いフォントは?
Windowsマシンをお持ちでない方のために「メイリオ」の代替となるフォントをご紹介しておきます。
游ゴシック体はMacとWindows両方にインストールされているフォントです。
游ゴシックとメイリオとの比較です。
游ゴシックの方がすっきりとした印象を受けます。
游ゴシックとヒラギノ角ゴシックとの比較です。
こちらも游ゴシックの方がヒラギノよりも幅が狭く文字が細いためかすっきりした印象を受けます。
メイリオとヒラギノ角ゴシックとの比較です。
ヒラギノの方が幅が狭くすっきりとした印象を受けます。
まとめ
今回は、「Macのフォントでメイリオを使う方法!」をご紹介しました。
フォントによって読みやすさが異なり、文章の受ける印象は異なってきます。
ファイルの受け渡しをする可能性のある文章ではフォント選びにも気を配るように心掛けましょう。