MacのPATHはどこから設定?MacでPATHを通す方法をご紹介!

MacのPATHはどこから設定?MacでPATHを通す方法をご紹介!

MacでPATHを通す方法をご紹介します。Macでは.bash_profileのファイルを編集することでPATHを追加することが出来ます。MacでPATHを追加する方法を実際の例を交えながら解説していきます。


目次[非表示]

  1. MacにPATHを通すには?
  2. PATHを通すには「.bash_profile」を編集する

MacにPATHを通すには?

WindowsのPCであれば、PATHを通すにはシステムのプロパティや環境変数などからGUIで操作をして、PATHの設定を行う事ができます。

MacのPC

一方でMacの場合だと、どこからPATHを通せばいいのか、設定ファイルはどこにあるのか分からない方も多いかと思います。

そこで今回の記事はMacでPATHを設定する方法についてご紹介していきます。

PATHを通すには「.bash_profile」を編集する

MacでPATHを通すには.bash_profileを設定する必要があります。やり方を順番にご紹介していきます。

MacのLaunchpadを開き「その他」の中から「ターミナル」を選択
MacのLaunchpadを開き「その他」の中から「ターミナル」を選択しましょう。

ターミナル上で以下のコマンドを実行します。これは.bash_profileという設定ファイル(PATHの設定もここに含まれる)をテキストエディットというエディターで開くコマンドになります。
※デフォルトのエディターがテキストエディットでない場合は、別のエディターが開く事もあります。

$ open ~/.bash_profile
PATHの設定がいくつかされている例
するとこのように、テキストエディットのエディターが開き、中にすでにいくつか設定が書かれているのが確認できるかと思います。

この図の場合はすでにPATHの設定がいくつかされている例です。

PATHの追加の仕方

PATHを通す、つまり新規にPATHの追加をしたい場合は下記の形式でPATHを設定します。

export PATH=$PATH:追加するPATH

つまり「~/.local/bin」というフォルダへのPATHを通したい場合は以下のようにします。

export PATH=$PATH:~/.local/bin/

自分が通したいPATHを追記したら、ファイルを保存しましょう。これでPATHが通るはずですが、今開いているターミナルのセッションに対しても反映したい場合は以下のsourceコマンドを実行しましょう。

source ~/.bash_profile

PATHの確認

最期に、PATHが正常に追加されているか確認する方法をご紹介します。再びターミナルから下記のコマンドを実行します。

echo $PATH

上記のコマンドを実行すると、現在通っているPATHが文字列で表示されますので、その中に自分が通したいPATHが存在しているか確認しておきましょう。

PATHの削除

PATHを追加し続けていくと、PATHの情報が膨大になり、動作が重くなることもあります。そこでPATHの整理や削除が必要になってくる場合があり、そのやり方については下記の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

MacのPATHの削除方法を紹介!増えすぎたPATHを整理しよう

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