MacでDropboxを使おう
ファイルをほかの人と共有したい、Macだけでなくどのデバイスでもファイルにアクセスしたい、という場合にはオンラインストレージが便利です。
簡単な登録で2GBのストレージが無料で使えるDropboxは、デスクトップアプリをインストールすると、あたかも自分のPCの一部のようにファイル操作ができるようになります。
またDropboxはフォルダを他のユーザーと共有し、共同作業を行うこともできるので、仕事にも役立ちます。
ぜひDropboxをインストールして、さらにMacを便利に使いましょう。
MacでのDropboxの使い方
MacでのDropboxの導入方法、および使い方を解説します。
Dropboxのダウンロード
Dropboxの公式サイトにアクセス
Dropboxのアプリは、Dropboxの公式サイトからダウンロードします。トップページの右上にあるダウンロードをクリックすると、ダウンロードページへ進みます。
ファイルをダウンロード
Dropboxをダウンロードをクリックすると、アプリのインストーラーのダウンロードが始まります。
Dropboxのインストール
アプリのインストール
ダウンロードしたファイルを開くとインストーラーが起動します。
中央のマークをダブルクリックすると、開いてもよいかどうか確認のダイアログが出ます。開くを選択すると、本体ファイルのダウンロードとインストールが始まります。
Dropboxにログイン
インストールが終わると、ログイン画面となります。
Dropboxに未登録の場合は、左下から登録を行いましょう。
すでにスマホでDropboxを使用している場合には、Googleアカウントもしくはメールアドレスとパスワードでログインします。
Dropboxにログインをすると、デスクトップとMacのよく使う項目にDropboxのフォルダができています。
はじめてDropboxを利用する場合には、マニュアルのファイルが入っていますので、目を通しておきましょう。
すでにDropboxをお使いの場合には、自動的に保存していたファイルが同期され、Macからもアクセスができるようになります。
使い方:ファイルの保存
ファイルの保存は、
- Dropboxのフォルダにドロップする
- ファイルを選択し右クリックからDropboxに保存を選択
- ファイルの保存場所にDropboxを指定する
この3つのいずれでも可能です。また、同期の操作は必要なく、Dropboxのフォルダに保存すれば自動的にオンラインにアップロードされます。
使い方:ファイルやフォルダの共有方法
Dropboxに保存したファイルやフォルダは、ほかのDropboxユーザーや、Dropboxを使っていない人との共有も可能です。読み取り専用でアクセスできます。
共同で編集を行うには、Dropboxユーザーでフォルダの共有設定が必要となります。
共有の設定方法
Dropboxでファイルを選択し、右クリックで共有を選択します。
共有相手をメールアドレスやグループから指定できます。共有が設定されると、相手側には通知が届きます。
また、共有メンバーの権限を設定することもできます。
使い方:写真や動画のインポート設定
Dropboxでは、Macに接続したスマホやSDカードなどの写真や動画のインポートや、Macのスクリーンショットを自動的にDropboxにアップロードして共有することもできます。
インポートの設定方法
Dropboxの基本設定から、インポートのタブをクリックすると設定できます。アップロードは、写真のみ、写真と動画から選べます。
同じ画面から、スクリーンショットの自動共有のオン・オフもできます。
Dropboxの使い方
- Dropboxのアプリは公式サイトからダウンロード
- Mac内のフォルダと同じ感覚で使用できる
- ほかの人とのファイルやフォルダの共有にも対応
- 接続デバイスの写真や動画、スクリーンショットの自動インポートが可能
Dropboxのアンインストール方法
Dropboxが不要になった場合の、アンインストール方法について解説します。
MacからDropboxをアンインストールする手順
MacとDropboxアカウントのリンクを解除
Dropboxをアンインストールするには、まずMacとDropboxアカウントのリンクを解除することが必要です。
解除は基本設定から行います。
設定画面のアカウントタブをクリックし、Dropboxのリンクを解除します。
Dropboxを終了
もう一度デスクトップバーのDropboxのアイコンをクリックし、歯車アイコンを右クリックしてメニューからDropboxを終了させます。
アプリケーションファイルを削除
FinderからDropboxでMac内を検索すると、Dropboxのアプリケーションファイルと、保存場所のフォルダが見つかります。
アプリとDropboxフォルダの2つを削除します。
Dropboxフォルダ内に必要なデータがある場合は、削除前にほかの場所へ移動させておきましょう。
Dropbox Helper Toolsの削除
コンテキストメニューを削除するには、「ライブラリ」フォルダの中にある、「Dropbox Helper Tools」フォルダを削除します。
Finderのメニューから移動→フォルダへ移動を選択し、「/ライブラリ」と入力すると素早く探せます。
続いて、関連設定ファイルの保存場所である「~/.dropbox」フォルダに移動し、中のファイルを削除します。
削除できないときはMacのアクティビティモニタを確認
Dropbox関連のプロセスを終了
Dropboxが削除できないときは、システムでDropbox関連のプロセスが動いていないか確認してみましょう。
Macのアクティビティモニタを開き、Dropbox関連のプロセスがあれば、強制終了させます。
そうすれば、アプリが削除できるようになります。
まとめ
Dropboxはデバイスを問わず利用できる便利さに加えて、必要に応じてほかの人との共有や共同作業ができる便利なアプリです。
インストールや設定は数分ででき、同期の操作などは特に必要ないため、オンラインストレージということを意識せずに使えます。
アンインストールができないという声も聞かれますが、手順通りに行えば大丈夫です。興味がある人はぜひ利用してみてください。