Macで拡張子「.exe」のファイルを実行したい・開きたい
Windowsでよく使われるexeファイルとは拡張子が「.exe」である実行ファイルのことです。
実行ファイルとはプログラムファイルやアプリケーションとして動作するファイルのことです。
- 気になるゲームやソフトをダウンロードしたらexeファイルだった。
- 圧縮ファイルを解凍したらexeファイルだった。
- Macで実行しようとしたら開けない。
- MacでWindowsのゲームやソフトなどを起動させたい。
(ただし、exeファイルにコンピュータウィルスを仕込まれている可能性がありますので、exeファイルは必ず信頼できるところから手に入れたものを実行するようにしてください。)
Macでは通常の状態ではexeファイルを起動したり開くことができません。
実行したければ、Macに標準装備されているBoot Campをしようするか仮想環境でWindowsを動かすことになります。
しかし、Boot CampであればWindowsのOSを購入しなければなりませんし、仮想ソフトであれば、OSと仮想ソフトを購入しなければならず導入するには費用面でのハードルが高かったり、設定することが多くて不便だと感じます。
そこで今回はEasyWineというアプリを使ってお手軽にMacでexeファイルを実行する方法をご紹介します。
easywineとは
Wineというツールを使用すればWindowsのexeファイルを他のOSでも実行することができます。Macでexeファイルを取り扱うことができるものがEasyWineというアプリです。
こちらは日本語環境向けとなっておりますので使いやすくなっています。しかもWineの中にはMacの開発者ツールであるXcodeを使わないと使用できないものもありますが、EasyWineではそのまま右クリックまたはドラッグ&ドロップで使用できます。
EasyWineの配布サイトへ行きます。
https://matome.naver.jp/odai/2140238022377155001
下の方にあるダウンロードまでスクロールします。
こちらのリンク先のGoogleドライブに移動します。
左端の「EasyWine-2018...」というファイルの左上部分をクリックするとdmgファイルがダウンロードされます。
ダウンロードされたdmgファイルをダブルクリックします。
EasyWineが表示されました。
EasyWineをアプリケーションフォルダへドラッグ&ドロップします。
controlキーを押しながらクリックするとコンテキストメニューが表示されます。
その中の一番上に開くがありますのでクリックします。
「”EasyWine”の開発元は未確認です。開いてもよろしいですか?」というウィンドウが表示されますので開くをクリックします。
「wine-monoパッケージが見つけられませんでした。」というウィンドウが表示されますので、「インストール」ボタンをクリックします。
「Geckoパッケージを見つけられませんでした。」というウィンドウが表示されますので、「インストール」」ボタンをクリックします。
以上でEasyWineのインストールは完了しました。
easywineを使ってみよう!
右クリックで「このアプリケーションで開く」>「EasyWine(デフォルト)」を選択します。
使用するソフトによって画面は変わりますが、指示通りに進めます。
このように拡張子exeのアプリケーションがEasyWineを使って使用できます。
まとめ
今回は、「EasywineでMacで拡張子「.exe」のファイルを実行する方法をご紹介しました。
記事の中でも触れましたが、exeファイルの中にコンピュータウィルスを仕込んでいるファイルもありますので、不用意に開かず、信頼できるところからのファイルを開くようにしましょう。
たとえ自身のMacで感染しなくても、知人へ送ったファイルが感染している可能性もあります。